いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2007年12月22日(土)~23日(日)
いよいよ暮れも押迫り、会社の忘年会ついでに富士箱根伊豆再発見
西伊豆、伊豆、芦ノ湖、箱根、富士山スカイライン制覇ツーリング
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ニューとみよし/伊豆その3
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愉快な宿の主人、美人女将と宴会の打ち合わせをしてから、温泉に入る。
屋上の貸切露天風呂が満室だったので、外の「浜の湯」へ。
まだ誰もいない。
雨の露天風呂もオツな物だ。
ここの温泉は熱海市営温泉。
ただ、熱海の温泉源泉は500ヶ所以上も有り、地域によってかなり泉質も違うらしい…
ここは、別紙にあるように「網代1号」「下多賀11号」「下多賀15号」の混合。
ほとんど無色透明で、ちょっとトロっとした感じのする塩味の温泉だ。
実は、他の熱海温泉は入った事が無い…
熱海だけでも全制覇は難しい...
後日、成分表が新しくなっていたので改めて良く見てみると、
源泉が「下多賀56号」「下多賀57号」「網代1号」に変わっていて、
成分も増えていた。
これを見てから湯に浸かると、
なんとなく‥ほんとに濃くなった‥ような気がする…
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参考追記
熱海のたくさん有る源泉の一つ「走り湯」を調査してきました。
熱海ビーチラインの伊豆山出口からすぐ。
熱海側から行くと、料金所手前なので通行料金は払わずに済む。
ちょっと階段を登ったところに足湯が有ったが、
この時は修繕工事のため使用中止であった。
走り湯入口
横穴式の源泉は日本で唯一ここだけらしい。
走り湯解説
横穴トンネルの中は湯気がもうもうと立ち込めている。
突入するにはちょっと勇気が必要だ。
中に入ると、けっこう熱いし、眼鏡がすぐ曇るし、
カメラのレンズも曇るし…
柵の中で温泉がボコボコ湧いている音は聞こえるが、
良く見えない。
この走り湯からずっと階段を登って行くと「伊豆山神社」が有る。
しかし、車で迂回して行けるので大丈夫。
伊豆山神社の有名な「頼朝腰掛石」
源頼朝と北条政子には、あまり良いイメージが無かったが…
う~ん
浅はかな見聞だけで偏見は持たない方が良いかも…
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浜の湯から戻ってきたら屋上個室露天風呂が空いていたので、温泉のハシゴ。
16:27
屋上個室露天風呂は3室有り、宿泊客は無料で利用できる。
エレベータで屋上に上がり、空いている個室に入って中から鍵を掛ける。
鍵を掛けると各階のエレベータ前に使用中のランプが点灯する仕組みになっている。
3室はそれぞれ湯船が違い、ここ「天」の部屋は信楽焼きの浴槽。
個人的にはこれが一番肌触りが良くて気持ちいい。
松並木の向こうに海、船の灯りが時々チラチラ、
その向こうには初島も見える。
東に向いているので海から登る日の出も見えるらしい。
「空」の部屋はヒノキ風呂。
「海」の部屋は、丸い木桶の浴槽。
追記ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2010年4月訪問時に、この屋上露天風呂からスバラシイ日の出が見られたので
追記します。
日の出時刻は5:00、その20分前4:40から待機
水平線の向こうに薄雲が有るように見えて、こりゃちょっと無理かな
と思っていると・・
5:00ちょうど、お日様が顔を出した。
ぐんぐん登ってくる太陽が水面に粘りついているように見える。
5時01分32秒
おやおや・・
5時01分49秒
これは「だるま朝日」といって滅多に見られないものらしい。
だるま朝日の名所と言われる室戸岬や土佐久礼では冬の寒い朝、年に数回だけ見られ、
幸運のシンボルになっている。
多く?の人が冬の寒い朝に車の中で暖をとりながらじっと待つ幸運を、
温泉に浸かりながら見られるなんて最高ですよ。
5時02分27秒
だるま朝日の胴体部分がだんだん消えていき、約3分のドラマは終わった。
5時02分48秒
追記終わり
更に追記
2012年5月、またまたニューとみよしさんの屋上貸切露天風呂から見事な日の出が見られました。
水平線にじゃまな雲が・・・
・・と思っていたら、実は雲じゃなくて蜃気楼でした。
この状態を「四角い太陽」と言うらしい。
だるま朝日の上下の間に島(というか三浦半島?)が入り込んでいる。
本物の太陽は水平線からかなり登ったけど、まだだるま朝日の下側が見えている。
やっと下側の太陽が消滅した。
でも蜃気楼はまだ続いている。
蜃気楼の拡大。
建物?鉄塔?のようなものが4箇所見える。
これはどこの何なのか現在調査中。
判明したらページ更新します。
追記終わりーーーーーーーーーーーーーーーーー
露天風呂を堪能して部屋に戻る。
この部屋は2階の特別室。
ベッドが2人分と和室10畳のスイートルームになっている。
更にこの部屋にはベランダに専用露天風呂(温泉)が有る・・なんて贅沢な
徐々にメンバーが集まり、宴会の開始。
しかし、熱海梅園の辺りで酷い渋滞が有り、到着が遅れている人も多い。
メインはやっぱり伊勢海老付きの刺身船盛り。サザエ、甘エビその他満載。
18:37
更に更に…期間限定特別注文のタカアシガニ!
太くて長い脚をポキッっと折ると、ギッシリ詰まった身がズルズルっと!
タカアシガニの聖地。西伊豆戸田漁港から直送のコイツは格別!
生簀で活かしておくと、時間とともに身が痩せていくから、
こういう身の詰まった美味いタカアシガニはなかなか食べられないようですよ。
そして刺身に負けず美味いのが金目鯛の煮付け。
この後カラオケで盛り上がり・・・省略
追記ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
常連に付き、この宿の料理は各種味わっているので調子に乗って紹介してしまおう。
金目鯛の刺身も超ウマい。
料理だけでなく、酒も地元静岡を中心にイイのが揃っている。
定番品はレストラン入口に並んでいるし…
静岡地酒3種飲み比べも満足!
定番以外にも、その時によりイロイロ有る!
運が良ければ、こんなレア酒も飲める!
カンパチ兜焼きは食べるのがメンドくさいけど、
食べ始めると、もう夢中になってしまって黙々とほじくり続けてしまう。
この集中具合はカニの比ではない!
それから、近年熱海・網代地区で売出し中の「イカメンチ」
これは昔からこの地区の住民が、
余ったイカを使って自分たちで食べていたモノで、
これを観光客向けに売出し始めたのは実はこの宿が最初らしい。
熱海の他の店でもイカメンチを食べたけれど、やっぱり元祖が美味い!
更に贅沢な昼飯に「釜飯」
じっくり炊き上げた具タップリの釜飯は「お焦げ」がまた美味い。
追記終わりーーーーーーーーーーーーーーーーー
伊勢海老の味噌汁付き朝食を腹いっぱい食べて、また温泉につかり、ぼちぼち出発
まだ時々小雨がパラツク中、亀石峠を登る。
この亀石峠の登りは広くて気持ちいいカーブの連続で最高なんだけど、
舗装の表面がツルツルなせいか雨でよく滑る。
バンク中にヌルっとスライドして怖いような気持ちいいような・・
10:25
伊豆スカイラインに亀石ICから入る。
料金所のおじさんは「霧が凄いけど大丈夫?」
確かにこの辺りは凄い霧だったが・・・
10:31
ちょっと走ると上昇中の飛行機が雲を抜けたような感じで一気に晴れた。
10:38