東京単身赴任中の夏。
東京は暑い熱いアツい。
東北地方は少しは涼しいだろうか?
東京駅八重洲口近くのバス駐車場から、
我々調査団がチャーターしたバスで視察に出発。
えぇ~っと?クラブツーリズム?
07:34
‥ともかくバスは進んでゆく‥
ゆっくりと、ゆっくりと‥休憩をはさみながら‥
東北自動車道は渋滞が多いから、遠回りでも常磐自動車道を通って行くようだ。
友部サービスエリアで、名物元祖納豆ドッグを食べて…
09:40
外へ出る出るのが憂鬱だけれど、
それでもやっぱりバスの中は飽きてきた頃にやっと最初の調査地点に到着。
東京駅から約7時間だ…
14:55
ここは、出羽三山の一つ「湯殿山」
ただ、湯殿山神社本宮へはここから小型の参拝バスに乗らなきゃいけないらしい。
いや、いけないわけではない。歩いて登るのも自由である…
しかし34℃を越える気温の中、約1kmの山道を歩いて登るのは非常に危険である。
参拝というものは、世界平和を願うモノ。世界平和という事は、
その中に一族安全・家内安全‥
更に当然自身の安全・健康長寿も含まれている。
自身の健康長寿を願う(または感謝する)ために命の危険を冒すのは本末転倒である。
‥まぁともかく迷わず往復300円のバスに乗りこんだ。
15:01
バスは同じ考えを持つほとんど全員を乗せて、わずか数分で本宮入口に到着。
15:07
ここから先は撮影禁止である。
まあ聖域につき撮影禁止くらいはどこでも良くある話なのだが、
ここ湯殿山本宮は、大昔より「語るなかれ・聞くなかれ」
という戒めの有る事で有名である。
撮影禁止の元祖‥撮影禁止を定める理由の根源か?
当然、写真は無いし、見てきた事を語る事もできない…
(写真を撮ってないから、実は何を見てきたか語りたくても覚えていない…)
ただ、降りてくる人の足元を見ると、ちょっと思い出しそうになる事が‥
松尾芭蕉も、奥の細道で「語られぬ湯殿にぬらす袂かな 」と詠むにとどめ、
他には何も語っていない。
たいしたモノだ。
15:08
さて、語られぬ参拝を無事済ませてバスに乗って降りてきた。
改めて見る鳥居は巨大だ。
15:57
この写真の方が大きさを感じるかもしれない。
日本一の大きさを誇る熊野本宮大社の大鳥居にも匹敵するんじゃないか?
‥と、この時は思ったが、実はこの鳥居は高さ約18mらしい。
34mの熊野本宮大社には遠く及ばないし、
日本のトップ10にも入ってこない。
まあ大きければエラいというわけではないが…
さて、久しぶりのバスの低速長時間移動で疲れ果てた調査団は、
夕食の前に温泉で疲れを癒やす事にした。
鶴岡市の日帰り温泉「こまぎの湯」には、癌にも効くという「北投石の湯」
が有り、ありがたく入浴させていただいた。
普通の湯との違いは実感できない‥まあ1回入っただけでは‥
17:53