「地球温暖化の、紅葉の時期と色に与える影響についての調査 （その１５）」 を「日本最大秘仏本尊特別ご開帳」 に合わせて奈良吉野に決定した調査団は、 新東名に乗り岡崎で朝食休憩。
まだ先は長い‥
08:34

ここで、あまり見た事のないような、 なかなか立派な紅葉を発見。
08:56

新東名から伊勢湾岸道、東名阪道、名阪国道を 通って、やっと吉野駅前を通過。
ここの紅葉もなかなか立派だ。
山の上はどうだろうか？
期待は高まる。
11:38

この日は一方通行が実施されていたので、 グルっと大回りして本日の宿「吉野荘湯川屋」 の駐車場に到着。
11:56

吉野山散策マップ
一方通行は、この地図で吉野駅の下川から 吉野山観光車道を通り、トンネルを抜け出し突き当りに 「一方通行実施中のため左折願います」と書いてあるので 指示どおりに左折。
大きくＵターンするように竹林院前の橋を渡って 勝手神社跡で金峯山寺参道に合流するルートである。

駐車場には先客が１台着いたばかりだった。
それにしても、この大きさの違い‥

まだチェックインできるか分からないが、 とりあえず金峯山寺の宿泊者専用拝観券を 買わなきゃいけないので、宿へ入ろう。

吉野荘湯川屋は、最近大浴場も含めて リフォームしたようで、非常に綺麗だ。
11:58

これが、吉野宿泊者専用の「金峯山寺特別拝観券」

何が特別かというと、裏面に書いてあるとおり 宿泊期間中、何回でも拝観できて、更に通常の拝観時間外の 朝座勤行にも参加できるところである。

まだチェックインはできなかったので、 フロントに荷物を預けて、日本最大秘仏を拝みに向かう。
二王門は現在修理工事中で覆われている。
12:13

二王門が通り抜けできないので、 右側から回りこんでいく。
紅葉・黄葉が綺麗だ。
12:15

金峯山寺蔵王堂に到着。
この蔵王堂は高さ約34ｍで、 東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築！
さすがに大迫力。
12:18

蔵王堂内は撮影禁止なので、金峯山寺ホームページから 写真を引用させていただきました。

この日本最大秘仏「金剛蔵王大権現」は、 左から「弥勒菩薩」「釈迦如来」「千手千眼観世音菩薩」 という事であるが、普通の仏様とは全然見た目が違う！
これは、その仏様の権現（権化）‥ つまり変身した御姿という事らしい。
なんにしても、大きさといい、その姿、色‥ 大迫力で思わず跪いてしまう。
実際、この大権現の足元に懺悔のための個室があり、 そこではみんな正座し拝んでいる。
我々も、順番待ちをして正座し、 世界平和・疫病退散を願って拝んできたのはもちろんである。
堂内には他にも役行者とか見どころがたくさん有ったが、 写真を撮っていないので思い出せないのが残念だ。
以下、同じく金峯山寺ホームページから引用
金剛蔵王大権現様のお姿は忿怒（ふんぬ）の形相をしており、 怒りに燃えた恐ろしいお姿をされております。
それは人々を威嚇するためでは無く、 悪魔を降伏させ悪を粉砕するためと言われております。
金剛蔵王大権現様の怒りに満ちたお姿の心の中は、 慈悲の心に満ちた菩薩さまであり、 「恕」という一切を許す心で人々を導いておられます。

さて、参拝を終えて山側（南側）へ出てきた。
12:46

青空にモミジがちょうど見頃で素晴らしい！

吉野山へ登る前に、蔵王堂を振り返ってもう１枚。
12:47