セスナ体験操縦、サイパン島一周〜マニャガハ島上空旋回〜サイパン国際空港

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自分で好きなように操縦させてもらえて、とっても気持ちが良い。（高度は保ってなければいけない。つまり上昇、下降はやらせてもらえない）

明日が楽しみだ。

ハファダイビーチホテルも見えてきた。

海岸沿いの右にあるのがハファダイ、左にあるのが第一ホテル。

あのプールかビーチに息子達が居るはずだが、ここからではやっぱり見えない。

「滑走路はドコデスカ？」

「滑走路に向かってクダサイ」

と、ここからが急に忙しくなる。

「高度を下げるにはドウシマスカ？」

トリムを下げていると、「回転をオトシマス、回転数を○○にシテ、速度は△△」と言われて、飛ぶ前に説明された事を思い出した。

トリムは微調整、高度の上げ下げはエンジンの回転でやるんだった・・と思う間もなく横から手がのびてスロットルを引いた。

エンジン音が急に小さくなって、高度が見る見る下がり始めた。

さっきまでは自分が操縦して爽快な気分だったが、力強かったエンジン音が急に小さくなってとても心細い感じ。

その間にも教官は横から手を伸ばしてスロットルを微調整したり、フラップを出したり、無線のやり取りをしたり忙しそうだ（他人事みたいに言うな、今日の機長は誰だ）勝手ながら操縦桿に専念させて貰う事にした。

「着陸許可ＯＫデス。Cleared　to　landネ」

「Roger」などと言ってみる。