セスナ体験操縦、サイパン国際空港へ着陸

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機首下げ 「もっと機首を下げテ」と大きな手振りで指示される。

なんか滑走路の手前に降りてしまいそうな感覚だ。

スロットル調整 教官はまた、手を伸ばしてスロットルを微調整する。

(キャブヒートも?ミクスチャーも?フラップも?)

それを横目で見ながら、操縦桿に専念し、手に汗をかきながらしっかりと握り締める。

ファイナルターン ベースレグからファイナルへターン。

「速度は80ネ」「OK。滑走路は右側ネ。はっはっは」

それは分かってますって・・・

ファイナルアプローチ 滑走路を自分の正面に持ってくる感覚に慣れが必要だと思った。(これを見て、どう思いますか?)

どうも飛行機の左のほうに座って居るから飛行機の正面と、自分の正面とは違うような感じがして飛行機を滑走路の中心にもってこようとすると左に寄ってしまう。

「もう少し右ネ」と言われて気が付くが、確かに自分の中心と飛行機の中心なんて数十センチしか離れていない。

この辺りで「ぴーっぴぴーっ」と警報音が鳴り、ビビッてしまった。

高度警報音かな?

上昇気流 教官の絶妙なスロットル調整のおかげでタッチダウンにむけてぴったりのラインだ。(のような気がする)

最初は低すぎるような気がしてならなかったけど、滑走路端にくると、なるほどぴったりだ。

このあたりで急に飛行機が上に振られた。

これが地表効果か?と思っていたら「上昇気流デス。はっはっは」だって。

タッチダウン いよいよタッチダウン「水平に!水平に!」と言われて少し操縦桿を引く。

引きすぎたのかな、接地しない。と思ったらタイヤが回り出すような音がし始めた。

「おっ、ナイスランディングか?」と思ったら「ガッツーン」というようなショックで機体が大きくゆれてタッチダウン。

教官は「OhooOK!Good」だって。

すぐに窓を開けろと言う。確かに暑くてたまらない。という事にその時に気がついた。

滑走路を出る 管制塔から何やら指示が来ているようだが、全然聞き取れない。(ほんとに英語なんだろうか・・いや英語なら聞き取れると言ってるわけではないけどぁゃιぃ)

とにかく滑走路から出て格納庫へ向かう。

やっぱり真っ直ぐ進むのが難しい。

格納庫へ ヨタヨタとリゾッチャDC10の横を通る。

ちょっと恥ずかしいよ。真っ直ぐ走らんかい。

証明書 無事終了して何だか証明書?がもらえた。

セスナ、単発エンジン、陸上機に限定したトレーニングパイロット?

良く分からんけど、とにかく嬉しいので運転免許証(自動車のね)と一緒に携帯している。

バカにされそうだけど嬉しいものは嬉しい。

また、機会があれば乗りたい。いや、是非とも機会を作って必ず乗るぞ。と決心した。

ホテルに戻り、子供達と夕食に出た。

昨日のボビーキャデラックの裏あたりに有るCoCoレストランでステーキを食べた。

フィレステーキが大きくて柔らかくて、とても美味く。満足した。(美味いと言っても味付けはほとんどしてない。肉の美味さと、塩コショウで十分だった)

マスマリーン冷たい男 次の日、デリベーカリで朝食。ついでに昼食用のサンドイッチ、飲み物を仕入れた。ホテルで氷を大量にレジ袋に入れて持ち出した。(エレベータホールに製氷機が有って、自由に使えるようになっている。)

予約してあったマスマリーンから迎えの車が来て(歩いてもすぐなんだけど)第一ホテルビーチにあるマスマリーンのテント(事務所)へ。map

背中に刺青の怖そうな兄さんだが、実は愉快なやさしい兄さんだった。

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