いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2013年10月5日(土)~10月7日(月)
世界一の鉄道トンネル、青函トンネル。
このトンネルの竜飛海底駅が2013年11月10日で閉鎖されるという。
これは閉鎖前に是非調査しなければ...併せて北国の紅葉についての調査も組み込もう。
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トラピスチヌ修道院/青函トンネルその23
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騒がしかった団体さんが居なくなって急に静かになった。
これで改めてゆっくりと像を見て回れる。
聖母マリア像は小さいけれど、広げた手が優しい大きさを感じさせる。
さぞかし有名な芸術家の作品だろうと調べてみたら、ラ・トラップ修道院(フランスのトラピスト修道院)のマリーベルナール神父さん作だった。
ラ・トラップ修道院では知る人ぞ知る貴重なビールも作っているらしい。
神父さん恐るべし...
13:36
入り口に有ったのは聖ミカエル像。
聖ミカエルというのはキリスト教の三大天使の一人で死者を天国に送るか地獄に送るかを決める人。仏教でいう閻魔大王らしい。
う~ん、閻魔大王?...
例によって三大天使という文字を見たからには、ほかの二人は誰?という疑問を避けて通る事の出来ない調査団である。
もちろん調べました。
筆頭はやっぱり閻魔大王ミカエル、続いてキリストの受胎を聖母マリアに伝えたガブリエル。
3番目はラファエルであるが、かなりマイナーで何をした人かはよく分からない...
13:37
日本のトラピスチヌ修道院でも、ここでつくられたバターをはじめ、クッキーやバター飴など有名な美味しいものを直売店で売っている。
でもちょっと有名過ぎるのも問題で、どこでも売っているから「最後に空港で買えばいいや。」となってしまうのはどうしたもんだろう?
しかも、そこら中の駅や空港や観光地であれだけたくさん売っているものをホントに全部ここで作ってるんだろうか?という疑問も湧いて来る...
あれやこれや考えながら結局、何も買わずに出てきた調査団であった。
13:47
トラピスチヌ修道院の前は公園になっていて、
なぜかミシュラングリーンガイドジャポンの看板が有る。
函館山の眺望が三つ星をもらっているのは分かる。
トラピスチヌ修道院は載っていないのに、なんでここに看板が有るんだ?
と思ってよく見たら、一つ星の最後に「見晴公園」というのがある。
そうか、ここが見晴公園なんだ。なるほど!
13:50
公園の中を歩いてみたけど、見晴公園
と言うほど見晴らしは良くない。
13:56
でもここで、紅葉の綺麗な調査団命名「函館南天」の正式名称が判明した。
「ナナカマド」か!
ナナカマドはバラ科の落葉樹で北海道では街路樹として多く植えられているらしい。
南天は実がよく似ているけど全然違う種類でメギ科の常緑樹。常緑樹だからコッチは紅葉しない。
ナナカマドは別名「山南天」とも呼ばれるらしい。
さて、まだ時間は有るけどもう見るものも無さそうなので空港へ戻ろう。
函館空港行きのバスは出ていないから、歩いて行く事にした。
スマホのナビは、空港へはこの道だと言っている...
車のナビはあてにならないけど、スマホのナビは常に最新の地図だし間違いが無い。
14:14
山道を5分くらい歩いたら舗装道路に出て、空港の管制塔が見えてきた。
14:20
トラピスチヌ修道院前から20分くらいで函館空港に到着。
腹へった~
14:35
そういえば坂本龍馬像のあたりから昼食場所を探していたんだった。
空港の入口そばにあったラーメン屋、トラピストラーメンうまそう...でも1000円は高い。
14:41
まだ他にも店は有るだろうから上の階へ上がって行く。
羽田行きは16:40。まだ時間はたっぷり有る。