立山トロリーバス これも当然混んでいる。
立山トロリーバス トロリーバスは狭い1車線のトンネルを進んでいく。
トロリーバス中間地点 中間地点が広くなっていて反対側から来たトロリーバスとすれ違うようになっている。
ケーブルカーみたいな感じに両側から同時に発車しているようだ。
14:18
立山トンネルの破砕帯 中間地点の向こうに、青い照明に照らされたところが見えた。
「黒部の太陽」で有名な破砕帯は黒部ダム側の関電トンネルに有るんだけど、 後から観光用に掘られた、こっちの立山トンネルでも破砕帯にぶつかったらしい。
14:20
破砕帯 破砕帯
大観峰駅 大観峰駅に到着。ここもまた凄い混雑・・
全ルートの中で、ここが一番密度が高かった。
14:23
大観峰駅 とりあえず2階へ上がろうとしているが、なかなか進めない。
「ここでは~放送が入るまでは改札口(1階)へは降りてこないで下さいね~。」 「放送はツアー番号で呼ばれますが、ツアー番号は覚えにくいので、 ツアー番号を変えてもらいました。私たちのツアー番号は・・ クラブツーリズム東京 いちたすいちはに~号車・・です。」 と小学校の先生のような添乗員さんは頑張っている。
「いいですか~みなさ~ん!いちたすいちはに~号車って呼ばれたら 降りてきて下さいね~」 「呼ばれる前に降りてきちゃダメですよ~」
大観峰 狭い階段をぐるぐる上がると…
大観峰展望台 …展望台に出た。
眼下に氷の張った黒部湖が見えるけど、黒部ダムは微妙に見えない。 14:33
大観峰 大観峰から黒部ダム
大観峰ロープウェイ改札口 「いちたすいちはに~号車の皆さま、そろそろ1階へ降りて下さい。」と放送が入り、 クスクス笑い声の中、1階へ降りた。
14:48
そのうちに向こうの改札口扉が開き、ゾロゾロと中に入っていくと ロープウェイ乗り場の手前にもう一つ扉が有り、その手前で待機となった。
すると・・・
駅員さんのセールストーク そこに居た駅員さんが、踏み台に上がり、
「お待たせ致しました。」「ようやく・・ここまで来られました・・ お待ちしておりました。・・・」 「今年は大谷の雪は15m、ちょっと低いですね、でも真っ白だったでしょ。」 「いつもはね、こんなに白くないんですよ。黄砂でね、まっ茶色なんですよ。」 「皆さんが来られるからね、きのうのうちに白くしておきました。」 「天気も良くて良かったですね~、昨日来られた方はかわいそうでしたね~」 「雪は真っ白ですけど、空も真っ白!空も山も全部真っ白で何にも見えない。 しゃべりにくかった~」 「称名滝は見られました?遠かったでしょう~この写真近くでご覧ください。」 と写真集の販売員に早変わり、他にも色々面白いトークで待ち時間が楽しかったですよ。
「除雪が大変だったんですよ!1憶5千万かかりました!」 「今年、除雪できたのは去年来て下さった人たちのおかげなんですよ。」??
「来年除雪するお金がありません。この写真集、ここでしか売ってません。」 「今なら特典として特製ハンドバッグもお付けします。」・・(レジ袋の事) 「1冊税込み千円で、よろしくお願いします。」
トークが面白かったもんだから、飛ぶように売れてました。 遠くの人も千円札を高く上げて「下さ~い」と叫んでいるし。
約10分間で30冊くらい売れたんじゃないかな? 除雪費用を稼いだのも結構ホントかもしれない。
我々は笑うだけ笑って買ってません・・
この駅員さん、さぞかし名物おじさんなんだろうと思ったけど、 実はここの駅員さんはみんな交代で同じようなパフォーマンスを演じているらしい。
恐るべし黒部貫光・・
15:00
後日、更に扇沢トロリーバス駅の名物おじさんも発見。
面白トーク発見したのでリンクさせていただきました。
大観峰ロープウェイ 写真集の販売が終わると前の扉が開き、展望が開ける。
展望台から見た景色と一緒なんだけど、 足元直下が開けて見えるから迫力が凄い。
15:04

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