真実の口広場は、名も無い遺跡のもう少し先に有った。
15:41
でもバチカン美術館の行列に比べたら「バ」でも無い。
潔く最後尾に並んだ。
15:47
行列はフェンスの内側に入ったところで折り返してまだ続いている。
16:00
アリガトウ 0.5~ と書いてある。
教会の入場料というか寄付を箱に入れると、おじさんが写真を撮ってくれる。
16:07
列に並んでから約20分。
やっと順番が回ってきた。
毎日何枚写真を撮っているのか、
さすがにおじさんは手慣れたもので、
カメラを渡すと
「じゃす もめ」とか言って手早くフラッシュを強制発光に切り替えて、まず人を入れずに一枚撮った。
(我々のカメラは常に発光禁止にセットしてある)
液晶で写りを確認してから、「おうけい プリーズ」と言って手招きする。
16:09
口に手を入れるようにジェスチャーして「っぽっう!!」とか大きな声をだして「驚いた顔をしろ!」(たぶん)と言う。
そこを狙ってフラッシュ一発!
凄いプロですよ。このおじさん。
ここは「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」の柱廊式玄関で、写真を撮ったら横の入口から教会内部に入るようになっている。
中はそんなに大きくはないけれど、歴史を感じさせる厳かな雰囲気だ。
16:11
教会を見終わった後、歩き疲れた助手が、「もうどこでもいいからタクシーに乗ろう!」
と徒歩調査継続を拒否...
仕方なく真実の口広場のタクシー乗り場からタクシーに乗り、行き先は、簡単に伝えられそうなスペイン広場にしてしまった。
まあ明るいスペイン広場とトレビの泉を見るのもいいか...
16:28
やっぱりスペイン階段には、たくさんの人たちがボーっと座っている。
我々は階段の上まで登ったけれど、
明るいトレビの泉を見に行こうとしてすぐに降りた。
16:30