参観寄付金200円を払って、まずは都井岬灯台資料展示室を視察しよう。
10:48
光の次は電波の灯台。
しかし、これも既に時代遅れ‥
今はGPSの誤差補正信号送信用に使われる事が多いらしい。
この台座下部は水銀を溜めた槽になっていて、灯器は水銀に浮かんだ状態で軽く回るようになっているらしい。
いよいよ調査団始まって以来初の灯台内部調査へ潜入。
10:55
入口を入ると、いかにも灯台という雰囲気の階段が出現。
10:56
ちょっと階段を登ると、すぐに心臓部の灯器が見えた。
これも水銀槽式だ。
回廊に出ると、絶景…と言いたいところだが、天気がイマイチ。
10:59
右の鉄塔が電波の標識で、ここも現在はGPS誤差補正信号を送信しているだけらしい。
このデッカイ灯器が点灯したら、さぞかし凄い事だろう…
‥何kwかな?と思って、後で写真を良く見てみると、400w?
え~っ?400w?これは補助灯か何かのモノか?
調べると、53万カンデラ400wで間違いない。
(灯台の光度を表す1カンデラはロウソク1本の明るさという事らしい。 ロウソク53万本!)
日本一明るい灯台は、何日か前に素通りした室戸岬灯台で160万カンデラ。
しかし、室戸岬の電球が何ワットか調べても出てこない。
ただ、日本で2番目の
犬吠埼灯台は110万カンデラで、電球はなんと同じ400wだった…
違うのはレンズの大きさが犬吠埼、室戸岬は直径約2.6m(1等レンズ)。都井岬は約1.6m(3等大型レンズ)という事だけだ。
どうやら、このレンズの大きさ・性能が重要らしい。
全周に渡って出る電球の光を超大きなレンズで集め、レンズで集めきれない外周部はプリズムで集め、沖に向かって一方向に収束させるから光度を大きくできるようだ。
(昔の電験の問題を思い出した‥cd=lm/str カンデラ=光束/立体角 これ!試験に出るよ!)
ただ、昔はやっぱり電球も性能の悪い白熱電球だったから2kwくらいのモノが必用だったらしい。
さて帰り道…
馬の怖さとは、コレだ!
こんなのがところどころにボトボト。
ブラインドコーナーの出口にも有って、危うく乗り上げそうになったし…
コーナーでこんなのに乗っかったらエラい事ですよ!
来る時には気付かなかったから、さっき歩いてた馬がしやがったな…
おばちゃんも「馬がおるけん…」だけじゃなくて、もっと具体的に「馬の○△ば、あえちょるけん…」??とか
11:12