いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2017年05月10日(水)~12日(金)
2017年08月02日(水)~03日(木)
2017年09月13日(水)~14日(木)
時期は前後するが、超大作の合間にも我々は近場の歴史的文化的調査を継続している。
いずれも短期調査ではあったが、得るものも多い調査であった。
秋の長雨に阻まれて西日本編に出発できずにいる調査団は、
ここで3回の調査報告を一気にまとめてしまう事にした。
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東魁/日光鬼怒川塩原-三重-房総その20
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やってきたのは「小泉酒造」
全国新酒鑑評会金賞受賞蔵だ!
ガラス越しに酒造りを見学できるようになっているが…
13:21
四季醸造をやっていた事も有ったらしいけど、なぜか冬の寒造りだけに戻してしまったようだ。
照明が灯っていたのは酒母タンクの部屋だけで、それに続く部屋は真っ暗で良く見えない。
四季醸造に欠かせない
仕込みタンクの温度制御についての研究ができなかったのが残念だ。
しかし、完成醸造品の研究はタップリできそうだ。
試飲コーナーには20種類もの研究材料が並んでいて、飲み放題…
い、いや‥セルフサービスで自由に研究ができるのが嬉しい!
13:26
まずは社長イチオシの大吟醸「東魁盛」
もちろん美味いですよ!
しかし、実は最後にはもっと凄いのが控えていたのをこの時はまだ知らずにいた…
次は専務の晩酌酒、山廃純米「東魁80」
コレ!コレが旨い!
味が濃い!甘口と書いてあるけど、甘口というより旨口!
複雑な濃い味がする。
甘口と言えば、この純米吟醸「ソムリエ」が一番甘口。
これはほんとにドイツの白ワインのような甘い味わいだった。
とにかく、二十何種類か並んでいるのを片っ端から研究!
ちゃんとオツマミも置いてあるのがまた嬉しい。
コレは1998年の古酒。
濃い色で、味も濃厚。
ウマいんだけど、日本酒の旨さとはまたちょっと違う味わいだ。
だんだん味の違いが分からなくなってきて、「アレ?さっきのと同じ味?」とか「コッチの方が濃いか?」とか行ったり来たり…
その結果、もう一つ気に入ったのがこの普通酒「八犬伝」
これも、複雑な濃い味がする。
いよいよ最後の品、試飲の列からちょっと離れたところにそびえ立つ「東魁盛」
社長のイチオシと同じ大吟醸東魁盛でも、雫酒斗瓶取り大吟醸。
ちょっとアルコール度高めの本物の金賞受賞酒そのものだ。
これは有料試飲だけど、利き猪口が貰える。
もう既に立派な酔っ払い状態だけど、一口飲むと他の日本酒とは別格なのが分かる!
これは、ほんとに凄い!
金賞受賞酒というのは、こういうものなんだ!
13:45
もう迷わず、金賞受賞酒を買っ…て…と
…というわけで、「八犬伝」と「東魁80」をお持ち帰り。
最後のトドメに大吟醸入りソフトクリームの味を研究。
確かに吟醸酒風味がするけど、やっぱりコレは最初に食べないと味が分からないな…
13:49