いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2021年10月09日(土)~11日(月)
今年もコロナコロナコロナ…
しかし、やっと収まってきて、久しぶりに緊急事態宣言が解除された。
紅葉にはちょっと早いが、またいつ感染拡大するか分からないし…
出かけるのは今しかない!
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備前焼の里/備前讃岐祖谷その1
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…という諸所の事情により、
「地球温暖化の、紅葉の時期と色に与える影響についての調査(その14)」
にはまだ時期尚早であると判断した調査団は、今回の任務を、
「備前・讃岐・祖谷における歴史的文化的調査」と定め、
西へ向かって車を走らせた。
06:33
刈谷ハイウェイオアシスで、朝食、給油休憩。
さっそく愛知のおにぎり文化的研究開始。
愛知では「おにぎり」と言えば「あさりしぐれ」が有名である。
大昔、名古屋勤務だった頃は良く食べたが、静岡には売っていないのが残念である。
06:41
静岡を早朝5:00に出発し、
新東名-伊勢湾岸道-新名神-名神-新名神-山陽道
と通って、備前焼の里に到着。
新しい道が着々と開通してきている事に感心させられる。
今回は中国道の吹田JCT~中国池田ICがリニューアル工事
のために通行止めになっていたが、
高槻JCTから神戸JCTまで新名神が開通していたから
問題なく通行できた。
ありがたい事だ。
さて、備前焼の里。
ここは2018年に
最後のツーリングで来たところである。
10:13
その時に買った備前焼が割れてしまったので、
備前焼文化研究とともに、もう一度入手しようと考えたところであった。
10:14
参考ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前回購入した備前焼
本来、備前焼は丈夫で割れにくいモノであるが、
この備前焼は飲み口が外に向けて大きく開いていた。
これが難点であって、テーブルの上にカラで置いて
あった時にうっかり倒してしまい、広がった口の先が
テーブルに強く強く当たって割れてしまった。
今回は、これを教訓として飲み口が開いていないモノを
選定しよう。
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まずは、各窯の作品が一堂に会している
備前焼伝統産業会館を視察、研究しよう。
本来、ちょうど今ころが「備前焼まつり」の時期なのであるが、
昨年に続き、今年も中止になってしまった。
非常に残念であるが、この期間「備前焼」が2割引になるという!
各窯の作品をひと通り見終わり、目星をつけておいてから
近場の窯の見学に向かった。
まずは「南秋窯」。
10:46
「南秋窯」では、助手がこの湯呑茶碗を気に入って購入。
「通常2,000円ですけど、2割引で1,600円… 1,500円でいいです。」
と、おまけしてくれた。
次は、向こうに見える煙突の方へ行ってみよう。
10:57
通り道のショーウインドウには凄いヤツが並んでいた。
この値段の根拠が良く分からないが… まあ立派な品なのであろう…
しかし、ここは窯ではなくて販売だけ行う商店だ。
高級(値段が高い)な備前焼を売る商店ならわざわざここまで来なくても、
静岡でもどこでもあるし…
とか考えながら表だけ見て通過~
その奥の「桃山窯」は中に入って、ぐるっと見てきた。
リーズナブルな品も有ったが、特に惹かれるモノはなく、そのまま出てきた。
10:59
次は、その北隣の「渓翠園」
「榊原啓司」師匠の店先では…
そうそう!コレコレ!
備前焼の里!備前焼まつり!っていうのはこういう事でなきゃ!
11:00
榊原師匠の店では、じっくりと話を聞いて、見て、選んで…
まぁ結局、買ったのは1,000円均一の品なんだけど…
でも、いろんな賞を取っている師匠の話を聞いて研究して選んだ品であって、
そこらの特売品(電気窯で簡単に焼いているヤツも有るらしい)とは違う!
ちゃんと登り窯で何日も掛けて焼いたモノは、
使えば使うほどツヤが出て味わい深くなると言うし、
これから長年?使うのが楽しみである。
それに、こんな面白いモノも購入。
師匠曰く「備前焼は一つ一つみんな違いますからね、
選ぶ時は、第一印象が大事です。」
何気なく最初に手に取ったモノが一番その人に合うらしい。
けっこう満足して店を出て、最後にもう一度
「備前焼伝統産業会館」へ向かう。
備前焼伝統産業会館にも、当然「榊原啓司」師匠の作品は並んでいる。
さっき目星をつけておいたのは、コレ。
‥の下の段にあるヤツ。
11:25
こういう特大の湯呑茶碗が欲しかったのでした。
コレはビアカップと書いてあったけど、飲むのはお茶!
備前焼で飲むお茶は美味い! …ような気がする。
ビールももちろん美味そうだが、
尿酸値の関係で、家ではビールを自粛している調査団であった。
(こんなイイものを入手したからには、ちょっと一杯くらい…)
ところで、備前焼伝統産業会館で箱詰めして解説文を入れてくれたけど
どうやらお姉さんが間違えたようだ。
展示には「菅形基道」と確かに書いてあったし…
実物底の陶印から見ても、解説文の「本山」師匠ではなく
「菅形基道」師匠のものに間違いない。
まあ別に名前で選んだわけじゃないからイイんだけど。