月岡温泉 地域食文化研究の次は、温泉文化研究‥
月岡温泉「清風苑」に到着。
ここは昨日の秘湯一軒宿とは違い、 温泉街が充実しているという噂であったので 温泉街調査研究のため早めの到着である。
13:22
月岡温泉 宿の駐車場が少し離れたところに有り、 そこまでマイクロバスの後に付いて行って駐車。
マイクロバスで宿まで戻ってきてやっと温泉街に突入。
13:38
おだんご処結城家 まずは目についた「おだんご処 結城家」
焼き立ての各種だんごを出してくれるのがイイ
13:39
おだんご処結城家 「しょうゆ」も「ゴマ」も、なかなか美味い。
特に「しょうゆ」は海苔がタップリ付いていてお得感満載だ。
しかも、1本づつ頼んだだけなのに、隣の「饅頭処結城家」の 「月岡饅頭」と「月岡煎餅」をオマケしてくれた。
これは嬉しい!
13:41
月岡温泉 温泉街をプラプラ歩いてみたが、まだ時間が早くて開いていない店が多い。
‥というか昼前後の1〜2時間は、どの店も休憩時間らしい。
月岡温泉 店が開くまで、有名な足湯に入ろう。
けっこう雨が強くなってきた。
13:56
月岡温泉 足湯には屋根が有るけれど、 ひさしの張り出しが少ないから結構濡れる。
13:57
月岡温泉 真ん中辺りの濡れにくいところを選んで足湯を研究。
ちょっと黄色っぽく、イオウの匂いがプンプンして 濃い感じのイイ温泉だ。
う〜ん、この温泉に早く全身浸かりたい!
14:00
月岡温泉蔵 足湯から出て温泉街に戻ると、手作り煎餅が作れる店やショコラの店、 フルーツの店、漬物の店‥などなど開きはじめていたが、 雨がけっこう強くて店に入ったり出たりするのが億劫で‥
なんとなく?早足スルーしていきなり本命の店へやってきた。
14:17
月岡温泉蔵 この月岡温泉街でメインの調査地点「蔵」
お〜!素晴らしい!絶景だ〜
14:19
月岡温泉蔵 ここは、600円でコイン(おはじき)が3個貰えて、 おはじき1個で、ずらり並んでいる新潟名酒の中からどれでも (一部プレミア酒有り)1杯お猪口に注いで貰える。
月岡温泉蔵試飲メニュー ちょっと薄暗かったからボケているのが残念だが、 テーブルに置かれた試飲メニューには 1番から90番まで並んでいる。
しかし、きょうは品切れが2種、廃業!が2種で、差引き86種有り、 この他に91番から95番までの5種がプレミア (2コインで1杯)で有るらしい。
合計91種だ!!
月岡温泉蔵 1番:越後美人  2番:雪中梅   3番:鮎   
4番:越路之紅梅 5番:越の白鳥  6番:雪鶴  
7番:根知男山  8番:越後屋   9番:松風酔月
10番:能鷹
う〜ん、どれにしよう‥
この中で飲んだ事のある銘柄(ブランド)は「雪中梅」「雪鶴」だけだ。
しかも銘柄が一緒でも酒の種類はいっぱい有るし‥
(表示されている価格は酒造所定価のようで、 気に入った酒を瓶ごと定価で買えるらしい。)
月岡温泉蔵 11番:八十八   12番:謙信    13番:君の井   
14番:千代の光  15番:加賀の井  16番:天恵楽   
17番:スキー正宗 18番:月不見の池 19番:かたふね  
20番:吟田川(ちびたがわ)
この中で飲んだのは「謙信」「千代の光」「加賀の井」 「スキー正宗」「月不見の池」
かたふね かたふね まずは、この中から「かたふね」を飲んでみた。
「甘口」「やや淡麗」という解説を見ながら飲むと、 確かにそのとおりに感じる‥
なかなかイイ。
月岡温泉蔵 21番:舞鶴    22番:ゆきつばき 23番:柏露   
24番:巨峰酒   25番:八海山   26番:越の鶴  
27番:福扇    28番:お福正宗  29番:越の白雁 
30番:ウイスキー樽で貯蔵した日本酒
この中では「八海山」だけ
月岡温泉蔵 31番:姫の井   32番:松乃井   33番:八一   
34番:高千代   35番:和楽互尊  36番:上善如水 
37番:極上吉乃川 38番:越後雪紅梅 39番:苗場山  
40番:鶴齢
この中では「上善如水」「苗場山」「鶴齢」
月岡温泉蔵 41番:清泉    42番:住乃井   43番:米百俵  
44番:久保田   45番:天神囃子  
この中では「久保田」‥ って言いながら、その下を見ると 44,000円!?
こりゃとんでもないボッタクリ?かと思ったら、これがちゃんとした 酒造所定価らしい‥
「試飲はできません」と書いてあるのはまぁ当然か‥
月岡温泉蔵 46番:霧の塔   47番:越の誉   48番:越乃雪蔵  
49番:萬寿鏡   50番:加茂錦   51番:越乃景虎  
52番:越乃男山  53番:杉の露   54番:越の寒中梅 
55番:たかの井
この中では「加茂錦」「越の寒中梅」
越の寒中梅濃醇旨口 越の寒中梅濃醇旨口 前に飲んだ「越の寒中梅 秋あがり」が美味かった記憶があったので 「越の寒中梅 濃醇旨口」を飲んでみた。
確かにコレは濃醇旨口で美味かったが、 前の「秋あがり」の方が良かったかも‥
記憶は美化されるモノだから‥そんなもんか
月岡温泉蔵 56番:緑川    57番:欠番    58番:無冠帝   
59番:悠天    60番:鶴の友   61番:笹祝    
62番:ふじの井  63番:白龍    64番:金升    
65番:金鶴 拓
ここには飲んだ事のある酒がない。
金鶴拓 「金鶴 拓」を飲んでみた。
この「拓」もなかなか美味い、というか旨い。
やや辛口と書いてあるが、けっこう甘口に感じる。
月岡温泉蔵 66番:宝山    67番:峰乃白梅  68番:越路吹雪  
69番:真野鶴   70番:天領盃   71番:欠番    
72番:至   73番:こしのはくせつ 74番:越後桜   
75番:越の関
ここにも飲んだ事のある酒がない。
新稜至 この中から「至」を調査研究。
これは!美味い!旨い!
きょう飲んだ中で一番だ。
これをまずお持ち帰りに決定!
ここまで見て分かるとおり、我々調査団は甘口・旨口が好みである。
詳しくはぼくのだいすきなおさけのぱわーのけんきゅう を参照されたし‥
月岡温泉蔵 76番:今代司   77番:花越路   78番:越乃寒梅  
79番:北雪    80番:越乃鹿六  81番:村松    
82番:麒麟山   83番:五頭の雪  84番:越乃八豊  
85番:ほまれ麒麟
月岡温泉蔵 86番:越乃鶴亀  87番:雪の八海  88番:大洋盛  
89番:〆張鶴   90番:夢     91番:八海山  
92番:真野鶴   93番:極上吉乃川 94番:越乃八豊 
95番:越乃梅里
越後鶴亀 この中から、まず「越後鶴亀」を試飲。
これは確かに甘い。
甘くて美味いけれど、どうも日本酒ばなれしすぎている感じだ。
夢 夢 最後に「夢」
これはまあ普通の淡麗辛口‥
書いてあるとおりだ‥
今思うと、何故これを試飲に選んだのか思い出せない‥
いや、淡麗辛口が悪いわけではない。
悪いわけがない。もちろんイイですよ。
でも、このサイト内のアチコチに書いてあるように、 淡麗辛口の方向性というのは不純物(糖分など)が少なく、 純粋なアルコールに近づいていく方向であって、 旨み、面白み、個性が‥ あくまで個人の感想ですが‥
確かに雑味が無い。綺麗な酒という事でもあるわけなので、 それはもちろんイイ!
‥ そうか!最後に淡麗辛口の酒も飲んでみようと思ってこれを選んだのかも‥
ともかく、非常に有意義な調査研究ができて大満足。
(ほんとは、コインをもうあと3枚‥買いたかった‥)

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