いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2022年7月22日(金)~24日(日)
あ~忙しい…
2回目の定年退職をしたと思ったら、またなぜか仕事をすることになって‥
仕事の合間とコロナの合間をぬって、調査は捗らないが‥
今までの調査で行き届かなかった部分を埋めるため、我々は越中・越後へ向かった。
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月岡温泉街/越中越後文化研究その8
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地域食文化研究の次は、温泉文化研究‥
月岡温泉「清風苑」に到着。
ここは昨日の秘湯一軒宿とは違い、
温泉街が充実しているという噂であったので
温泉街調査研究のため早めの到着である。
13:22
宿の駐車場が少し離れたところに有り、
そこまでマイクロバスの後に付いて行って駐車。
マイクロバスで宿まで戻ってきてやっと温泉街に突入。
13:38
まずは目についた「おだんご処 結城家」
焼き立ての各種だんごを出してくれるのがイイ
13:39
「しょうゆ」も「ゴマ」も、なかなか美味い。
特に「しょうゆ」は海苔がタップリ付いていてお得感満載だ。
しかも、1本づつ頼んだだけなのに、隣の「饅頭処結城家」の
「月岡饅頭」と「月岡煎餅」をオマケしてくれた。
これは嬉しい!
13:41
温泉街をプラプラ歩いてみたが、まだ時間が早くて開いていない店が多い。
‥というか昼前後の1〜2時間は、どの店も休憩時間らしい。
店が開くまで、有名な足湯に入ろう。
けっこう雨が強くなってきた。
13:56
足湯には屋根が有るけれど、
ひさしの張り出しが少ないから結構濡れる。
13:57
真ん中辺りの濡れにくいところを選んで足湯を研究。
ちょっと黄色っぽく、イオウの匂いがプンプンして
濃い感じのイイ温泉だ。
う〜ん、この温泉に早く全身浸かりたい!
14:00
足湯から出て温泉街に戻ると、手作り煎餅が作れる店やショコラの店、
フルーツの店、漬物の店‥などなど開きはじめていたが、
雨がけっこう強くて店に入ったり出たりするのが億劫で‥
なんとなく?早足スルーしていきなり本命の店へやってきた。
14:17
この月岡温泉街でメインの調査地点「蔵」
お〜!素晴らしい!絶景だ〜
14:19
ここは、600円でコイン(おはじき)が3個貰えて、
おはじき1個で、ずらり並んでいる新潟名酒の中からどれでも
(一部プレミア酒有り)1杯お猪口に注いで貰える。
ちょっと薄暗かったからボケているのが残念だが、
テーブルに置かれた試飲メニューには
1番から90番まで並んでいる。
しかし、きょうは品切れが2種、廃業!が2種で、差引き86種有り、
この他に91番から95番までの5種がプレミア
(2コインで1杯)で有るらしい。
合計91種だ!!
1番:越後美人 2番:雪中梅 3番:鮎
4番:越路之紅梅 5番:越の白鳥 6番:雪鶴
7番:根知男山 8番:越後屋 9番:松風酔月
10番:能鷹
う〜ん、どれにしよう‥
この中で飲んだ事のある銘柄(ブランド)は「雪中梅」「雪鶴」だけだ。
しかも銘柄が一緒でも酒の種類はいっぱい有るし‥
(表示されている価格は酒造所定価のようで、
気に入った酒を瓶ごと定価で買えるらしい。)
11番:八十八 12番:謙信 13番:君の井
14番:千代の光 15番:加賀の井 16番:天恵楽
17番:スキー正宗 18番:月不見の池 19番:かたふね
20番:吟田川(ちびたがわ)
この中で飲んだのは「謙信」「千代の光」「加賀の井」
「スキー正宗」「月不見の池」
まずは、この中から「かたふね」を飲んでみた。
「甘口」「やや淡麗」という解説を見ながら飲むと、
確かにそのとおりに感じる‥
なかなかイイ。
21番:舞鶴 22番:ゆきつばき 23番:柏露
24番:巨峰酒 25番:八海山 26番:越の鶴
27番:福扇 28番:お福正宗 29番:越の白雁
30番:ウイスキー樽で貯蔵した日本酒
この中では「八海山」だけ
31番:姫の井 32番:松乃井 33番:八一
34番:高千代 35番:和楽互尊 36番:上善如水
37番:極上吉乃川 38番:越後雪紅梅 39番:苗場山
40番:鶴齢
この中では「上善如水」「苗場山」「鶴齢」
41番:清泉 42番:住乃井 43番:米百俵
44番:久保田 45番:天神囃子
この中では「久保田」‥ って言いながら、その下を見ると 44,000円!?
こりゃとんでもないボッタクリ?かと思ったら、これがちゃんとした
酒造所定価らしい‥
「試飲はできません」と書いてあるのはまぁ当然か‥
46番:霧の塔 47番:越の誉 48番:越乃雪蔵
49番:萬寿鏡 50番:加茂錦 51番:越乃景虎
52番:越乃男山 53番:杉の露 54番:越の寒中梅
55番:たかの井
この中では「加茂錦」「越の寒中梅」
前に飲んだ「越の寒中梅 秋あがり」が美味かった記憶があったので
「越の寒中梅 濃醇旨口」を飲んでみた。
確かにコレは濃醇旨口で美味かったが、
前の「秋あがり」の方が良かったかも‥
記憶は美化されるモノだから‥そんなもんか
56番:緑川 57番:欠番 58番:無冠帝
59番:悠天 60番:鶴の友 61番:笹祝
62番:ふじの井 63番:白龍 64番:金升
65番:金鶴 拓
ここには飲んだ事のある酒がない。
「金鶴 拓」を飲んでみた。
この「拓」もなかなか美味い、というか旨い。
やや辛口と書いてあるが、けっこう甘口に感じる。
66番:宝山 67番:峰乃白梅 68番:越路吹雪
69番:真野鶴 70番:天領盃 71番:欠番
72番:至 73番:こしのはくせつ 74番:越後桜
75番:越の関
ここにも飲んだ事のある酒がない。
この中から「至」を調査研究。
これは!美味い!旨い!
きょう飲んだ中で一番だ。
これをまずお持ち帰りに決定!
ここまで見て分かるとおり、我々調査団は甘口・旨口が好みである。
詳しくは
ぼくのだいすきなおさけのぱわーのけんきゅう
を参照されたし‥
76番:今代司 77番:花越路 78番:越乃寒梅
79番:北雪 80番:越乃鹿六 81番:村松
82番:麒麟山 83番:五頭の雪 84番:越乃八豊
85番:ほまれ麒麟
86番:越乃鶴亀 87番:雪の八海 88番:大洋盛
89番:〆張鶴 90番:夢 91番:八海山
92番:真野鶴 93番:極上吉乃川 94番:越乃八豊
95番:越乃梅里
この中から、まず「越後鶴亀」を試飲。
これは確かに甘い。
甘くて美味いけれど、どうも日本酒ばなれしすぎている感じだ。
最後に「夢」
これはまあ普通の淡麗辛口‥
書いてあるとおりだ‥
今思うと、何故これを試飲に選んだのか思い出せない‥
いや、淡麗辛口が悪いわけではない。
悪いわけがない。もちろんイイですよ。
でも、このサイト内のアチコチに書いてあるように、
淡麗辛口の方向性というのは不純物(糖分など)が少なく、
純粋なアルコールに近づいていく方向であって、
旨み、面白み、個性が‥ あくまで個人の感想ですが‥
確かに雑味が無い。綺麗な酒という事でもあるわけなので、
それはもちろんイイ!
‥ そうか!最後に淡麗辛口の酒も飲んでみようと思ってこれを選んだのかも‥
ともかく、非常に有意義な調査研究ができて大満足。
(ほんとは、コインをもうあと3枚‥買いたかった‥)