ラッコ浮き インストラクターは浮き方も指導してくれる。
「浮くときは釧路のくーちゃんのように仰向けになって頭と手を上げてください。」
釧路のくーちゃんは見たこと無いけど言いたい事は伝わった。
「手の部分は水に入れるとしみ込んで来ますから、できるだけ上に上げてて下さい。」
と言うけど、一旦ラッコ浮きをしたら足の部分の浮力が大きいから、 手を使わなければどうやっても起き上がれない。
手を水中に入れ、もがいてやっと起き上がり、足をついた。
やっぱりグローブの中に水が浸み込んで来た。
今日は暖かい(0℃)からいいけど、普通は(昔は?)手が濡れると耐えられない位冷たいらしい。
クリオネ? 昔はほとんど流氷ビッシリだったから、ラッコ浮きの体験がなかなか出来なかったそうだ。
流氷が薄いところを探して、みんなで氷を割って露天風呂のように(昨日の白鳥みたいだ) 交代でラッコ浮きをしたらしい。
しばらくすると「クリオネが居ます。よく見てください。」「どこどこ?」 「居た!ここ!」「居た!泳いでる!」とクリオネ調査団みたいになった。
水面の反射で良く見えないけど、確かに小さな1cmくらいのクリオネらしき物体がふわふわ 漂っている。
8:57
流氷で壊された階段 50分間の流氷ウォークを終えて、バスに戻る。
階段の手すりは流氷で壊されてしまうらしい。
9:13
ドライスーツ着替え 道路わきの駐車場でドライスーツを脱ぎ、持ってきた靴と上着に着替える。
インストラクターの言うとおり、首の苦しさは忘れていた。
ドライスーツの下はジーパンと長袖シャツだけだったけど、 寒さも全然感じなかった。
9:17
ホテル知床 バスで一旦ホテルに戻り、預けた荷物を受け取る。
ネックレスや指輪、腕時計などを着けているとピチピチのドライスーツが 着られないので全員ホテルフロントに預ける事になっている。
9:27
流氷情報 今になって気が付いたけどホテルのフロントには流氷情報が貼り出されていた。
流氷情報 そしてこんな恐ろしい調査報告も・・
流氷勢力というのはオホーツク海の面積の何%が流氷で覆われているかを毎日積算したもの、 オホーツク海面積の50%覆われている日が100日続けば5,000%dayという事らしい。
この減り方はどうだ・・CO2が温暖化の原因かどうか、はっきりしないけど、 こりゃどげんかせんといかんがね・・省エネは○○へ!!
クリオネ もう一つ、今さら気が付いたクリオネ水槽。
「ハダカ カメ ガイ」と言って巻貝の一種らしい。
クリオネ ここのクリオネは赤味が強いけど、さっき海で見たクリオネはもう少しオレンジに 近い色だった。
ウトロ 荷物をまとめてバスに乗り、高台からウトロ港前の国道へ降りていく。
10:12
オシンコシンの滝 走り出してすぐ、オシンコシンの滝で小休止。
10:24

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