いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2009年4月26日(日)~28日(火)2泊3日
ちょうどいい日程の立山黒部アルペンルート雪の大谷ウォークツアー。
休みを確保してキャンセル待ちしていたけど、ゲットできず。
第二希望の熊野古道ウォークへ出発。
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那智山青岸渡寺/熊野古道 その6
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夫婦杉のすぐ上に何やら墓のようなものが見えてきた。
10:16
説明を読んでも良くわからないけど、
京都から、ここ熊野那智大社に参拝する道中に99箇所の「王子」が有ったらしい。
その99箇所の最後の王子で、もうあと一息で最終目的地というところなんだけど、
この最後の600mが結構きつい。
10:16
途中に「一町」「二町」・・と刻んだ石が有る。
これは町石(ちょういし)と言って、一町毎に道しるべとして建てたものらしい。
(一町は約109m)
高野山に有る町石が古くて由緒有るものだけど、ここのは真新しい。
10:19
この最後の600mしか歩いてないからわからないけど、
熊野参拝の長い道中、他にももっときつい峠も有ったんだろう。
しかし、不規則な石畳と段差で歩きにくいのと、
だんだん斜度がきつくなっていくのとで、わずか600m登るのにかなり息切れしてバテた。
でも、いかにも熊野「古道」という雰囲気を満喫できるので、歩く価値は十分有る・・
歩いて良かった、絶対歩くべきだ。
10:21
大門坂も終わりに近づいたところで、木の間から那智の滝が見えた。
ふ~っと一息ついて、ちょっと休憩。
体力が落ちたかなと思ったけど、体力が落ちたんじゃなくて
常に身に付けている余計な荷物が東京へ来てから5kgくらい増えたからだな・・
歩くのは好きだから、現場帰りに丸の内から神保町、
秋葉原、浅草橋と歩く事もある。
平坦な道は平気だけど、登りになると急にバテるのはこの余計な荷物のせいで、
これをどげんかせんといかんがね・・(目標-15kg)
10:27
大門坂説明(ちょっと日本語があやしいぞ・・)
大門坂駐車場から歩き始めて、ここまでちょうど30分
この先は土産物屋街の整備された石段が続く。
でも平らで段差が揃っている石段は歩きやすくて、そんなに疲れない。
10:31
土産物屋街の石段を登って10分で熊野那智大社一の鳥居に到着。
ここで無宗教調査団は鳥居をくぐらず、滝を目指して右転進という暴挙に出た・・
10:42
右に進むとすぐにポスターで有名な景色が見えてきた。
青い空、白い雲がきれいで気持ちいい
10:48
エレベータが有って(・・というかエレベータと階段だけのような狭い建物)
4Fで降りると、すぐ横に千手観音が安置されている。
ここの千手観音はちょっと地味だけど、間近に見られてなんとなく親しみが沸く感じがする。
千手観音は、ここの他にも清水寺、三十三間堂、唐招提寺、興福寺、他たくさん有るけど、
国宝になっているものも多く、簡単には見られなかったり撮影禁止だったりするらしい。
清水寺の千手観音は33年に一度しか開帳されなくて、次回は2033年!
でも何故か今年(2009年)、5月31日まで特別に開帳されているそうだが、もう終わっちゃうな・・
10:50
4階からは滝が良く見える。
写真撮影用に金網に穴が開いている。
でも、ここよりも2階の方が金網が無くて広くて写真撮影には良かった。