奈良の茶粥 さて翌朝、朝食で発見した奈良名物茶粥。
これが昨日の法隆寺「黒米(古代米)いもがゆ」と同じで味が薄い!
そこで、茶粥の横に置いてあった塩昆布、梅干などを入れてみるとこれがイイ!
まあ、白いお粥に梅干は定番だけど、昨日の「いもがゆ」も、この「茶粥」も見た目は味付けしてありそうだし…
これが関西風薄味か、梅干なんかを入れちゃまずいんだろうな…と思って自粛していた調査団であったが…
それが大きな間違いだった事はこの塩昆布茶粥で証明される事になった。
6月8日(水)7:20
(そうだ、きょうは第二水曜日だ…)
猿沢池 昨夜ホテルで紹介されたJR奈良駅高架下の駐車場は、入庫後24時間最大700円だったからホテルをチェックアウトして車に荷物だけ置き、奈良公園へ散策に出発。
猿沢池を通過して春日大社方面へ行ってみる。
8:23
鹿せんべい 途中で、とっても行儀のいい国指定天然記念物野生?鹿を発見。
野生だから、誰かが飼育しているわけではなく、野生種保護の為にむやみに餌は与えちゃいけない。というのはよくある話だ。
人間の食べ物にはいろんな添加物が含まれているし、砂糖や塩も鹿の健康の為には良くない。
だから奈良鹿愛護会が認証した鹿せんべい以外は与えちゃいけないって…
う~ん、鹿の保護活動に費用が掛かるのは分かるけど、「鹿の健康の為、餌を与えないで下さい。」と言いながら鹿せんべいを売っているのは如何なものか…
しかし、鹿せんべいを売ることが、有害!?な人間の食べ物が鹿に与えられる事を防ぐ有効な手段となっているようだ。
でも、鹿の主食は芝草やドングリなどで毎日5kgも食べるらしく、鹿せんべいを10枚やそこら食べたくらいでは、デザートにもならない…
8:36
鹿せんべい 鹿し、鹿もデザートは別腹のようで、鹿せんべい売り場にたくさん集まってくる。
それでも、売場に積まれているせんべいを盗み食いしようとはせず、じっと観光客が買うのを待っている。
盗み食いすると売り子さんに鹿られるのが分かっているのか…
春日大社鳥居 春日大社の鳥居をくぐって、もうちょっと進む。
8:39
春日大社参道 春日大社への参道が延々と続いている。
参道のど真ん中で鹿様が見張っているから我々は当然、端っこを歩いていく。
6月なのに結構暑い…参道は長い遠い…
8:40
春日大社 そこで我々は前回(2010年)視察済の春日大社は省略、浮見堂方面への転進を決定した。
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2010年視察時の記録
ここでは鹿は神様の使いである。
春日大社 2010年視察時の疑問その1
大社内の酒殿で1300年も前から酒を醸していたという神人が独立して創った酒蔵が「春日神鹿」現在の「春鹿」醸造元だという…
それなのに、何故ここに「春鹿」が無い?
これは調べても解明できなかった…
なんとなく大人の事情か?
春日大社若宮神社の知恵の輪 2010年視察時の疑問その2
本殿横の若宮神社で、ちょっと見覚えの有る物を発見。
春日大社若宮神社の知恵の輪 うん、これは間違いなく天橋立、 文珠堂の知恵の輪と同じ物だ。
何故ここに?
調べてみたら、この若宮神社に祀られているのは「天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)」と言って、やっぱり知恵の神様らしい…なるほど
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浮見堂 調査団が転進した先は、初めて見る「浮見堂」
池の水が緑に濁っていて、あんまりイメージが良くない…
これは、富栄養化した池に直射日光が良く当たる事で植物プランクトンが大量発生するかららしい。
でも、見かたによっては緑色が奇麗でイイ。
波照間ブルーや摩周湖ブルーと同じように、緑にも○○グリーンとかいろいろ有りそうで面白い。
8:52
浮見堂 この緑色の競演がイイ!
モミジグリーンに浮見堂プランクトングリーン!
浮見堂 8月中旬の10日間、この浮見堂をはじめ奈良公園の各所に2万本ものロウソクが灯される「燈花会」というのが有るらしい。
次回は、その時に来てみよう。
向こうに見える立派な屋根が奈良ホテルだ。
奈良ホテルで優雅なコーヒータイムにしようと、ゆっくり歩いて行く。
奈良ホテル ちょっと遠回りして奈良ホテルに到着。
9:12
奈良ホテルロビー ロビーは吹き抜けになっていて、いい雰囲気だ。
奈良ホテル さて、コーヒータイムは…
9:17
奈良ホテルプレミアムアイスティーメニュー まあ想像どおりの値段…
というか、ケーキセットなら思ったほど高くは無い。
奈良ホテル売店 その前にトイレに行って、途中の売店でいろいろ良さそうな物を発見してしまった。
こういうのを見ると、ついつい欲しくなってしまう調査団はケーキセットの事も忘れてじっくり観察。
9:25
飛天 ほんとは阿修羅像が欲しかったけど諸事情と、思うところ有って「飛天」を購入。
飛天 東大寺大仏鋳造御鋳物師 これは、東大寺大仏を鋳造した鋳物師の子孫が製作したものらしい。
法隆寺飛天壁画 これが、昨日見てきた法隆寺の飛天壁画。
(法隆寺ウェブサイトから引用)
知覧鎮魂の賦 ただ、飛天というと前に見た「 知覧鎮魂の賦」を思い出してしまう…
(南九州市ウェブサイトから引用)
奈良ホテル まぁ余計な買い物をしたせいで、ケーキセットは見送りとなり…
奈良ホテル ロビー周辺を見学してホテルを後にする調査団であった。

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