いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2016年06月07日(火)~06月08日(水)
今年も、年に一度の唐招提寺開山忌の時期がやってきた。
案内を受け取った調査団はホテルを予約し、その他の視察も組み込んで、
万全の体制で臨んだ…はずであったが…
←旅行記TOP
←前へ
1
法隆寺/奈良彦根その2
3
4
5
6
7
8
9
次へ→
お~、世界最古の木造建築、五重塔と金堂だ。
うん、これはハッキリ見覚えが有る。
607年建立か、1,400年以上前ですよ!
4,500年前のピラミッドや
2,000年前のセゴビアローマ水道橋
には及ばないけど、木造建築物だし…凄いものだ!
しかし、実はこの法隆寺西院伽藍一帯は一度全焼して再建されたものかも…という説も有るらしい。
それにしても再建は670年頃というから大した違いはない。
修学旅行生の行列がアチコチに出来ている…
学生むきの解説を横で聞くのも楽しい。
10:25
層の間の飾り柱?も見事だ。
雨が降ってきたけど、どうやって1,400年も風雨、直射日光に耐えて来たのか不思議だ。
もしかしたら、この九輪に刺さっている鎌のおかげかもしれない…
そうだ!我が家最古の木造建築物(築30年)の屋根にも鎌を供えて厄除けしよう…
学生むきの解説を聞けるのはいいんだけど、五重塔のこの面だけ何故か長い行列が途切れない。
他の3面は見たけど、結局ここだけは見られなかった‥
10:32
西院伽藍を出て、すぐ隣の聖霊院。
ここは、聖徳太子像が祀られている。
でも、御開帳はやっぱり年に1回、3月22日だけらしい。
まあ、家にも聖徳太子像は祀ってあるし…
(昔の一万円札を大事に取ってある)
10:45
聖霊院の隣が、国宝東室と重要文化財妻室。
国宝と重要文化財の違いは、奈良時代と平安時代の違いなのか?
奥の大宝蔵院で、学校の教科書で見た覚えの有る「タマムシの図示…いや玉虫厨子」とか、「百済観音」とか「飛天図」とか
貴重な国宝・文化財を視察し…たはずなんだけど…
例によって撮影禁止で写真が無いので、もうすでにどんなものを見てきたかあやふやである…
ただ、後になってそのうちの一つをクッキリと思い出す事ができた。
ともかく、駐車場のおじさんに教えてもらったお勧めルートにそって、次は東院伽藍へ向かう。
11:06
小中学生の列に並んで、先生の解説を聞きながら夢殿を一周。
その奥にまだ何か有るのを発見。「尼寺?」
何故か小中学生はこっちには来ない。
11:19
ここは法隆寺とは(拝観料も)別の「中宮寺」
でも、今は御本尊「国宝 菩薩半跏像」が東京へ出張中なので拝観無料!でも御身代わりの複製品が鎮座ましましているらしいからお得だ。
池に囲まれていて、ちょっとオシャレな万博パビリオン風の建物が本堂だ。
御身代わりの菩薩半跏像をしっかり拝んで来たけど、
本堂内が薄暗かったし、近くに寄れないから、
世界三大微笑の一つと言われるアルカイックスマイルはよく見えなかった…
ちなみに残りの二つは、ダ・ビンチのモナ・リザとスフィンクスらしい。
(今は無き東京タワー蝋人形館のモナ・リザ)