「ニューはてるま」がやってきた。(8:09)
波照間航路は天候により、ジェットコースター並みに揺れると言うので、離島桟橋前の釣り道具屋で酔い止めの薬を購入し、乗り込む前に一錠飲んだ。
船内は空いている・・というか、ほとんど客が居ない。(8:13)
この後、7~8人乗り込んできたが、全部で十数人の乗客だった。
一番揺れが少ないと言われる最後部の席に陣取った。
船には自転車も無料で持ち込めるらしい。船尾に無造作に置かれている。
他に、分解されてケースに収めた自転車が1台有った。
船尾にも屋外?客席が4列くらいあるが、人はほとんど座っていない。
みんな冷房完備の前方客室に入っている。
「てーげー」な沖縄にしては珍しく? ほぼ時間どおりに出港し、建設中の新離島桟橋、ターミナルの前を通過する。(8:24)
10分、20分遅れるのは当たり前、逆に10分早く出てしまうことも有るらしい。
新ターミナルも完成予定が2006年春→2006年6月→2006年秋と、どんどん延びているらしい。
竹富島沖を通過。(8:31)
席に座っていても海の色が刻々と変わって行き、島が次々に現れるので、潮で汚れた窓越しでは満足できず、結局ほとんど船尾の開放部分で海を眺めていた。
黒島沖を通過すると、海の色が黒くなり、波も少し高くなってきた。
しかし、今日はそんなに大きく揺れる事は無く、(でも波でジャンプするようなドッシャという感じ?の揺れが何回か有った)
船酔いもなく無事、波照間港に到着。(9:27)
「んぎしたおーりょー」・・・
沖縄本島では「めんそーれ」、宮古島では「んみゃーち」、八重山諸島では「おーりとーり」
波照間島ではこれが歓迎の挨拶らしい。
桟橋のむこうには民宿やレンタサイクル業者の送迎車が並んで待っている。
八重山一帯では、島民や宿泊客の為に荷物は無料で運んでくれる。
但し、積み下ろしは原則として自分または頼んでおいた人がやる。
石垣島の商店や知人
に頼んで欲しいものを船に乗せてもらい、自分で港へ取りに行けばOK。
でも取りに来なくても結局、船員さんや、荷物を取りに来た他の人が降ろしてくれて、桟橋に放置?される。
のどかな島では他人の荷物を持っていってしまうような人も居ないようで、
頼んだ本人は何かのついでにノンビリ取りに来るようだ。
(たまには船の到着に合わせて来て、荷降ろしを手伝わないとヒンシュクを買うらしいが・・・)
メールで予約しておいたsun輪舎の送迎車。
予約しなくても船の到着に合わせて毎回迎えに来ているので大丈夫らしいが、今回は二人乗りのバイクを使いたかったので念の為に予約しておいた。(9:28)
「もう1便、安栄観光の船がすぐ来るからちょっと待ってて下さい。」と言われ、廻りをうろうろ。
ここの岸壁は当然の事ながら石垣港より更に透明度が高く、珊瑚が付着して大きな熱帯魚(ツノダシ?)も居た。