近くの御札売場をのぞいてみてもタオルはおいてなさそうだ。
でも、「タオルは有りますか？」と聞いてみたら「有りますよ～いいお湯だからね。ゆっくり入ってって下さい。」と言って奥から出してくれた。
恐山の絵入りタオルが500円。無地のタオルが300円だ。
なんで表に出してないんだろう？「タオル有ります」とか書いてあれば結構売れると思うんだけれど...宗教上の理由か？
11:53

恐山温泉は硫黄の匂いがぷんぷんして薄緑色の濁り湯で、草津温泉に似ている気がする。
湯はかなり熱い。「ふっう~」とうなりながら浸かって、1分間くらいしか入っていられない。
でも、出たり入ったりするのが気持ちいい。
11:55

助手は湯に入らず先に行っているから、そんなにのんびりできずにソコソコで出てきた。
（熱い湯でちょうど良かった。）
本堂でお参りして、その左の地獄巡り入口へ入っていく。
12:03

順路に従って登って行くと、

恐山奥の院で突き当たりだった。
奥の院では不動明王が睨みをきかせている。
12:07

登った道をまた降りてきて、今度こそ地獄巡りに突入。
この辺の景色で三十何年か前の記憶が少し蘇って来た。
12:09

狭い通路が網の目のように広がっていて、そこら中から温泉ガスが吹き出し、とっても異様な雰囲気だ。
12:10

「無間地獄」
他にも「血の池地獄」「重罪地獄」「賭博地獄」なんかが有って、それらに比べると地味だけど、実はこの「無間地獄」が地獄の中でも最下層、最悪の地獄らしい。
トットと通過してしまおう...
12:11

向こうの方に何か仏像が見える。
でも先行している助手に追いつく為にショートカット。
地獄にはあんまり長居したくないし...

ところどころで綺麗な紅葉が始まっている。

地獄地帯は足早に通過して、湖の方へ降りてきた。
12:14