五大堂の西側に建っているのは日本三景の碑と日本三景の日…
8:37
「宮城県松島
京都府天橋立
広島県宮島は日本三景である。」
って、なんとなく有り難みの感じられない
石碑だ…
せめて字体だけでも、もうちょっとなんとかならないものかなー.ふぉんとに‥
国宝、瑞巌寺は五大堂からちょっと奥まったところに有る。
8:39
門をくぐると、お姉さんが「ガイドはいかがですか?」と、近寄ってきた。
ここのガイドさんは「面白くてためになる。」と評判は良いらしいけど、拝観料も別に払わなきゃいけないからちょっと悩む。
8:41
まあ、いくら悩んだところで、こういうオプション料金を払う事はめったにない調査団である。
代わりに案内板をじっくり読もう。
8:42
洞窟の前には、第一番「那智山青岸渡寺 如意輪観音」から順に西国三十三観音が並んでいる。
東北なのに、なんで西国なんだろう?
やっぱり観音信仰は那智山を始めとする西国が本場というか、長谷寺の開基徳道上人が始まりというか、日本の始まりが大和国というか…
ともかく西国に参拝しなきゃいけなかったらしい。
それを遠い奥州の地で簡単に済ませようと、昭和になってから建立されたという‥
ありがたいような、そうでもないような…
8:44
三十三観音の列の向こうに瑞巌寺本堂が有って、ここからは有料だ。
しかし、今は平成の大修理中なので国宝の本堂は見る事ができない。
代わりに庫裡(これも国宝)など、他の部分を特別公開しているらしいけど、正面に大きくレッカーアームがそびえている所に入りたいとは思えなかった。
入口にあった延命地蔵さんを拝んで左へ逸れた。
8:48
…けっして拝観料がもったいないとか、国宝の本堂が見られないのに同じ料金か?とかそういう事ではない…
隣の桜が綺麗だ。
8:50
この辺の岩は柔らかそうで、波の形に綺麗にえぐられている。
加工しやすいから洞窟や供養像がたくさん彫られたようだ。
8:57