いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2017年06月04日(日)~28日(水)
勤続40年!長かった~
しかし、とうとうその日は来た!
諸事情により日本全体を一度に廻る計画については一部見直しを行い、
まずは北海道から攻める事とした。
ちなみに今回は地球環境調査団長のみの単独行である。
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(9日目)網走監獄/日本の道実走調査東日本編その24
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これは、レレレのおじさん…じゃなくて「五寸釘寅吉」脱獄王だ。
しかし、このホウキの持ち方はどう見ても「お~でか~けで~すか~ レレレ~のレ~」
何犯で牢獄入りしたのかは書いてないが、殺された叔父の仇討ち殺人未遂らしい。
極悪非道の罪人というよりも義理と人情の…まあそれでも罪人では有るが、そんな事情から同獄受刑者の同情を集め、仇討ちを果たす為に周りの協力を得て何度も脱獄したようだ。
とりあえず、時間も遅いし緑色の早まわりコースで行ってみよう。
庁舎内には網走監獄の歴史、北海道開拓の歴史についてのパネル展示が並んでいる。
16:12
しかし、監獄歴史館の方がいろいろ見応えが有っておもしろい。
16:31
早まわりコースなら、ここを見れば庁舎は省略しても大丈夫だ。
中央道路開削時に脚に付けられたという重りを体験。
そんなに重くはない。
走って逃げるスピードを落とさせれば十分だし、重すぎては作業ができないからか?
16:35
次がメインの「舎房」
ここは
明治村の金沢監獄と似ているけど、こっちは5方向全部再現されていて立派だ。
16:46
極寒の地に、こんな薪ストーブだけでかなり過酷な生活だったらしい。
ただ、さっき監獄歴史館で見てきた中央道路開削工事に駆り出された囚人たちの環境は、こんな生やさしいものではなかった…
牢獄の中にもいろいろ展示が有る。
これは食事風景。
網走監獄時代は食堂ではなくて、各自の牢獄内で食事を食べたらしい。
ルームサービス、お部屋食…なんていうものではない‥
部屋の片隅にあるのは便所、しかも汲取り式で囲いは形ばかりしかない。
刑務所の「くさい飯」というのは、実はこういう事だった。
16:49
次は大浴場。
手前の浴槽に3分間入り、真ん中に出て3分間体を洗う。
奥の浴槽にまた3分間浸かって、その向こうに出て体を拭く。
という分刻みのパイプライン処理だ。
17:00
網走市内に戻ってきて、ドーミーイン網走にチェックイン。
ここは立派なバイク置場が無料だった。
17:22
さあ温泉!
3分の時間制限じゃなくて良かった~。
それに、ここの湯はビジネスホテルの温泉とは思えない本格的、本物の温泉だった。
ちょっと黄色ぽい色がついてて、ややツルでなかなか気持ちいい。
ホテル前のコンビニで買ってきた食料で一人宴開始。
このへんのコンビニでは國稀もちゃんと売っているし、北海道限定サッポロクラシックの更に期間数量限定「夏の爽快」なんてのも有った。
こりゃもうウマいと言うしかない。実際美味いんだけど…
まあなんにしても美味さの半分は気分だし、3割は体調だ。(調査団調べ)
18:22