いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2017年06月04日(日)~28日(水)
勤続40年!長かった~
しかし、とうとうその日は来た!
諸事情により日本全体を一度に廻る計画については一部見直しを行い、
まずは北海道から攻める事とした。
ちなみに今回は地球環境調査団長のみの単独行である。
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(8日目)豊富温泉/日本の道実走調査東日本編その20
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きょうもスッキリしない天気だ。
とりあえず、最北のマクドナルドで朝食を食べながら様子見…
6月11日(日)08:00
待っても天気が回復する見込みは無さそうなので、しぶしぶ出発。
国道238号から道道121号へ入ってゆく。
08:42
この道道121号は牧草地帯を走る快走路で有名なんだけど、この天気が…
08:51
やっぱりダメだ。
霧雨が降ってきた。というか漂ってきた。
道路も半分濡れている。
こうなると、ヘルメットのシールドに付く水滴をしょっちゅう拭わなきゃいけない。
09:07
途中、トナカイ牧場の案内板も有ったけど、この天気では…
スルーして温泉目指してまっしぐら。
09:17
豊富温泉総合案内
サロベツ原生花園も行きたかったけど、たぶん花は咲いてないし、天気悪いし、雨降りそうだし、見晴らし悪いし、青空出てないし、霧だし、寒いし、太陽出てないし…
館内には、湯治浴場と一般浴場が有り、源泉は同じだけど湯治浴場の方には温泉と一緒に湧いている原油?も混ぜてあるらしい。
例によって温泉成分の調査から始めよう。
ナトリウムイオンが、ここも桁ちがいの 4,389mg!
炭酸水素イオンも 2,302mg!
しかし噂通り、問題はそんなところでは無かった。
湯治浴場から入ってみると、油の匂い(灯油の匂い)がプンプンして、湯船の茶色ぽい湯にデロデロの油膜が漂っている。
こんな衝撃的な温泉は初めてであるし、たぶん全国どこを回ってもこれ以上のモノは無いだろうと思う。
温泉の肌触りはツルツル、ヌルヌルなんて次元を超越していてネチャネチャ?ぬチャモチャ?
しかも洗い場に置いてあるシャンプーボトルには茶色の油が入っている。
これを体に塗りたくるとアトピーなどの皮膚病に良く効くらしい。
一般浴場は湯治浴場の油膜を少し減らして、アッサリ味に仕上げた感じであるが、それでも普通の温泉とは全然ちがう。
ただ、湯治浴場に入った後だと、ちょっと物足りない感じだ。
結局、もう一度湯治浴場に浸かって満足して出てきた。
温泉から出る時は上がり湯はかぶらない主義であったが、ここではかぶらずには出られない。
念入りに上がり湯を全身に掛けて出ても、体を拭いたタオルは茶色くなってしまう…
恐るべし豊富温泉!
しかし、これが健康増進部門3位??
何故1位でないのか?
健康増進部門第1位は
新潟県妙高高原温泉。2位は
岡山県湯原温泉だった。
これは要精密調査である。
1時間以上も温泉に浸かっていたら腹が減った‥
‥今度は食文化的調査、B級グルメ的調査に移行しよう。
研究材料は…
「濃厚中辛鹿カレー」に決定。
11:11
ほんとに濃厚で、鹿肉がタップリ入っている。
肉は赤身で、牛肉の赤身との違いはほとんど感じられない。
脂分が無いから普通のポークやビーフより年寄りに優しく、見た目よりも柔らかくて美味い。
近頃話題の高級赤身牛肉(熟成肉?)みたいだ。