長～いホームの途中でトイレに寄り、改札を出る。
09:39

さて、どこへ行こうか…
しかし、今は猿飛峡へは行けないらしい。

‥となると、あの奥鐘橋を渡って登って行くしかない。
09:42

ビジターセンターは後回しにして、ボチボチ出発。
トイレは、この外の方が新しくてきれいだった。
09:44

奥鐘橋からは、黒部川第三発電所の奥に新黒部川第三発電所が見える。
09:50

　黒部川第三発電所は..　81,000kw。154kv。
新黒部川第三発電所は、105,000kw。275kv。
建物は小さく見えるけど、中身は大きい。
しかし、新黒部川第三発電所って…なんか変だ…
黒部川新第三発電所の方がイイだろ！
新黒部川って言うと新しい川を作ったみたいだ‥
09:50

奥鐘橋を渡ったところにヘルメットが大量に用意されている。
09:51

危ないんだぞ～
…この先に入って欲しいのか、入ってほしくないのか…
管理者の葛藤が伺える。たいへんだな…

ここが人喰い岩。
下の川の音がカーブした岩に反響して、けっこう面白い。
岩の中に川が流れているような感じがする。
09:52

下の川は、こんな感じ。
コンクリートがすごく削れている。

ちょっと進んだら、トンネルが現れた。
09:57

トンネルを抜けたらすぐに名剣温泉だ。
10:02

入浴料はちょっと高めの750円。

宇奈月温泉に入ってきたばかりなので、この温泉に入るつもりはなかったけれど…
「日本秘湯を守る会」という提灯を見たら、やっぱり入りたくなった。
受付で聞いてみたら、この源泉は奥の祖母谷温泉から引いてきているから宇奈月の黒薙温泉とはだいぶ違うらしい。
10:03

受付からちょっと階段を降りて、崖の仮設足場のようなところを通ってゆく。

手前が男湯、奥が女湯だ。
入口は扉がなくて暖簾のようなものだけなので、女湯が手前ではまずいらしい…
（男湯は覗かれても良いのか？）
10:07

　 湯は、確かに宇奈月温泉とはちょっと違う感じがする。
こっちの方がトロトロ感が濃くて、薄～く白っぽい色が付いている。
残念ながら成分表は無かった。

温泉から出て、奥の祖母谷へ向かう道をちょっと観察。
祖母谷温泉までは、ここから更に40分掛かるらしい。
10:28

あれが、祖母谷スノーブリッジ。
う～ん‥近くまで行って、崩してみたい‥

奥鐘橋まで戻ってきたら、下に足湯が見えた。
ヨシ。あそこも行ってみよう。
10:39

橋の向こうから階段を降りて、猿飛峡入口。
ここから向こうは事前案内どおり通行止めだった。
10:43

足湯に到着。
けっこう人気スポットで、入るには少し待たなきゃいけない。
10:45

この足湯も、祖母谷温泉から引いてきているようだ。
ここには成分表があった。
名剣温泉も、これと同じらしいが…

こっちの方がもっと濃くて、はっきりとした白濁り湯だ。
同じ成分でも、引いて来る途中で空気に触れる度合いが大きいから濁るのか？
10:57

入ってみると、名剣温泉よりもツルツル感が凄い。
同じ祖母谷温泉といっても、湧く場所によって違いがあるのかもしれない。
こりゃ、こっちの温泉に入れば良かったな。
（ここにも700円で入れる露天風呂があった）
まぁ、次回の楽しみにとっておこう。
こういう宿題をあえて残しておく事も非常に大事だ…という事に最近気がついた調査団であった。