いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2018年06月17日(日)~19日(火)
日本一周から取り残された香川県…
は、ちょっと置いておき、落差日本一の滝「称名滝」
その隣に落ちる、今しか見られないというもっと高い滝?
日本一の滝より高い滝?これは先に調査しなくては!
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四万温泉積善館1/立山黒部群馬その9
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当初予定では、ここで草津温泉・四万温泉の泉質比較調査を行う予定であったが、大回りのおかげで草津温泉にも寄れず、予定を14分超過して、四万温泉積善館に到着。
18:14
積善館は元禄七年開業…
って、いつだよ?と、いつも思う元号苦手調査団である。
調べたら1694年でした…江戸幕府第五代徳川綱吉時代‥
松尾芭蕉が、奥の細道の旅に出たのが元禄ニ年。
赤穂浪士の討ち入りが元禄十五年。
元禄地震が元禄十六年。
この大地震で宝永に改元されたけれど、4年後の宝永四年に宝永大地震と富士山の噴火も起こっている。
宝永大地震は近ごろ話題の南海トラフ型で、歴史上最大の地震だったらしい。
何が言いたいかというと…こんな昔からやっていて、元禄地震にも宝永地震にも耐えたという、凄い旅館だということでした。
中でも、本館は
「元禄四年に建てられ、現存する日本最古の木造湯宿建築と伝えられています。」
という…
我々の部屋は、お手軽な「山荘」
「鬱金のニ」(うこん)212号室だった。
ちなみに一番古い「本館」は部屋にバス・トイレ・冷房無しで布団などはセルフサービス、食事は弁当という湯治滞在用。
逆に一番新しい「佳松亭」は貴賓室、特別室など超豪華な建物だ。
18:25
夕食まで、あんまり時間がないから、とりあえず部屋のすぐ近くの「山荘の湯」へ行ってみよう。
(階段の向こうに入口が見える)
18:39
山荘の湯は昔は男湯と女湯だったようで、真ん中に間仕切りが有って、入口も二つに分かれている。
今は貸し切り湯として使っていて、あいていれば誰でも入れて、中から鍵を掛けて使うようになっている。
これを1人貸切で使うのは贅沢で超気持ちいい。
レトロな雰囲気でなかなかイイ感じだ。
これは、変にリフォームするよりもこのままの方がいいな。
18:43
一応両方入ってみたけど、左右対称のデザインで湯は当然同じ。
無色透明であんまり温泉らしさは感じないが、出た後でちょっとすべすべ感が残るような感じ。
夕食は一番新しい「佳松亭」のラウンジに用意されている。
18:59
さて、きょうは何を飲もうか…
3種飲み比べセットもちょっと考えたけど、300ml×3本は多すぎるし‥超辛口と淡麗辛口は最近のマイブームからは外れているし‥
月替り会席の最初に梅酒が付いているので、まずは梅酒で乾杯。
19:03
昆布を型抜きしたヤツにも「積善館」の文字が入っている。
19:18
さて、まだ温泉調査が残っているから純米微発泡酒だけ飲み干して、「歴史の憧」は半分くらい残して持ち帰り。
20:16