ツルツル温泉の後は、これまた楽しみな夕食の時間。
ここは、「美味しんぼ」で紹介された日本酒が飲めるらしい…
17:58
…が、しかし…
残念な事に、きょうは宿泊プランの中に「飲み放題」が付いてしまっている。
というか、このホテルの夕食には必ず飲み放題が付いてくるらしい。
これは嬉しいようでもあるが、大きな問題をはらんでいる。
ともかく席につくと、刺し身盛り合わせが準備されていて、「まず、お飲みものをセルフサービスでお願い致します。」との事。
うん、それはいちいち注文する手間が省けてイイ!
18:01
ほんの微かな期待を持って、飲み物コーナーへ…
「季節のオススメ冷酒」というのは、今は「宗玄」だ。
これは前も飲んだ事があるし、これはこれで確かに美味い!美味いんだけど‥
仕方なく、生ビールを自分で注いで席に戻ったら、飲み放題メニューの影に隠れたプレミアムメニューを発見。
やっぱりそうだよな…
でもお猪口に一口の試飲くらいしたかった…
無料で飲める酒がたくさん有るのに、1杯900円の酒を注文する勇気はなかった。
(飲み放題さえ付いていなければ…)
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しかし、何年か後‥
焼鳥の名門秋吉で衝撃の再会を果たす。
秋吉は静岡にもけっこう昔から有り、
何度も来た事はあった。
だが、それは当然、焼鳥が目的であって、
ここの日本酒は眼中になく、ビールばかり飲んでいたのであった。
というのも、「冷酒」と「日本酒」としか書かれていない
このメニュー‥
(しかも何故かスパークリング清酒には「澪」と書かれている‥)
これでここの日本酒に関しての期待は全く持てず、
長年一度も日本酒を注文した事は無かったのであるが‥
2023年春、なんとなく「冷酒の銘柄はなんですか?」
と聞いてみた。
外国人店員さんだから、分からないだろうな…
店長?に確認するんだろうな..
と思っていたところ、瞬時に即答!
「とぅやまくぇんの..なりまさです。」
と言う!
えっ!? なりまさ? 成政? 秋吉は福井なのに?
半信半疑で「なりまさっ? 富山のっ?じゃあそれっ!お願いしますっ!」
出てきたのは秋吉オリジナルラベルの成政!
これは凄い! しかもこの値段で吟醸!
近年流行のフルーティとはちょっと違うけれど、
良い感じの酸味を感じるなかなか個性豊かなウマい酒でした。
ついでに普通の日本酒の銘柄を聞いてみたら、
「成政です。」と言う!
「えっ?冷酒は成政の吟醸だったけど‥ 日本酒は成政の普通酒って事?」
「そうです!」
「お〜凄い! じゃあその日本酒1合お願いします。」
っというわけで、結局、福井の秋吉と富山の成政との関係は
分からないままではあるが、ともかく成政の吟醸と普通酒の飲み比べができて
超満足。
(普通酒は‥ 普通の味でした‥ 次回は冷酒おかわりで行こう)
参考終わり
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しか~し、ビールはちゃんとプレミアムモルツで美味いからヨシ!
刺し身は普通に美味いし、ノドグロの炙りは超美味いからヨシ!
18:04
メインは「ノドグロ塩焼き」
これは初めての体験だ。
見た目からは全然分からないけれど、食べてみるとマグロの大トロや黒毛和牛の霜降りみたいな脂感が凄い!
でも霜降り和牛とは違って一口でクドくなったりしない不思議な感覚。
一緒に飲んだ「宗玄」ともピッタリだ!
いやジムビームハイボールとも合うし、もちろんプレモルおかわりとも合う。
18:22
デザートには赤ワイン。
赤ワインは、アルゼンチンの「トソ・カベルネ・ソーヴィニヨン」と、「のどぐろ印オリジナルワイン」の2種類が置いてあって、飲み比べてみたけど…
すでに酔っ払い状態でワケワカラン。
というのも、ワインやウイスキー・焼酎なんかはボトルに注ぎ口が装着してあって、自分で分量を調整できる。
しかし、「宗玄」には注ぎ口が付いていなかった。
固い栓を抜こうとしていたら、係のおじさんが「竹筒に入れて冷やしてありますので、そのままお持ち下さい。」
って言うんで、そのままもらってきて、もらってきたからには全部飲まなきゃいけないし‥
結局、他の種類はあまり飲めなかったのが残念。
18:53
翌朝、もちろんツルツル温泉を十分に堪能してから朝食。
朝からボリュームたっぷりだ。
4月8日(月)07:34
自分で焼く焼き魚も種類がたくさんあってイイ!
最初にいろいろ説明してくれたけど、すぐに忘れてしまって、どれがなんの魚か全然分からない。