いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2012年6月28日(木)~7月1日(日)
関東では6月の最高気温記録が塗り替えられている頃、
最北の地では15℃だった。さすが稚内。温暖化とは無縁?
長袖シャツ持参で、海に咲く高山植物調査に出発した調査団であった・・が
←旅行記TOP
←前へ
1
2
3
4
5
6
7
澄海岬、高山植物園/礼文利尻その8
9
10
11
12
13
14
15
・
22
次へ→
澄海岬駐車場に到着。
スコトン岬ほどではないけれど、ここも大型バスが何台も置ける立派な駐車場だ。
10:20
ここにもレブンカリフラワーが咲いている。
チラホラ見える黄色い花は、トド島展望台にも咲いていたエゾカンゾウ?
ゼンテイカ?ニッコウキスゲによく似た花だけど、これも種類がいっぱいあって
よくわからない・・
もうめんどくs・・せ、生物多様性保護効率化、親しみやすさの観点から、
我々はこれを「レブンキスゲ」と命名した。
上にちょっと人が見えるところが澄海岬だ。
10:22
澄海岬の半分まで登ったところにも小さな展望台のような場所がある。
ここから見る海の色が素晴しく綺麗だ。
10:24
澄海岬から戻る途中、久種湖(くしゅこ)の水芭蕉群生地にも寄ってみた。
当然時期はずれなので水芭蕉は全然咲いていない。
10:58
次は礼文町高山植物園。
綺麗なレブンアツモリソウが、ここでは6月~8月まで見る事ができる。
群生地は無料だったけど、ここは入園料300円だ。
11:05
ここのレブンアツモリソウは冷蔵庫で温度調整して開花時期を遅らせているらしい。
通常は5月末から咲き始めて、6月末には枯れてしまうけれど、
種の保護保存、研究の為(観光客に見せる為)に、
少しずつ時期をずらして冷蔵庫から取り出し開花させている。
これは単一種(礼文島固有種)で分かりやすく、我々調査団が命名するまでもない。
温泉の名前にもなっているレブンウスユキソウ。
これも礼文島固有種で他には擬似種はなく、命名の必要はない。
これは後から出てくるハイキンポウゲにちょっと似ているけど、
よく見れば見分けは付く。
イブキトラノオと書いてあるけれど、
分類方法によってはエゾイブキトラノオとして区別する事もあるらしい。
伊吹山に生息するイブキトラノオと同種だけど、葉の形や穂の長さが微妙に違う。
だからこれは「桃岩猫ジャラシ」と命名する事にした。
チシマギキョウは、ここでしか見なかった(と思う。)からまあこんなもんでしょう。
花びらに光沢感があって、プラスチックみたいに見える。