いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2017年04月12日(水)~14日(金)
さくら開花予想の等期日線図(桜前線)追跡調査(その3)第二部
今年も桜の開花が非常に早い…と1月時点では予想された。
しかし、その後の気温推移により全く予想が外れ異常なほど遅く、静岡では史上5番目に遅い開花となった。
さて、桜前線の進み具合は如何に?
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松葉川温泉/四国の桜その4
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夕食は18:30にしてもらったので、先に温泉の調査ができる。
例によって、温泉成分表をまず調べよう。
ここは温泉成分表が上下に二つ並べて貼ってある。
内湯と露天風呂で源泉が違うのか?
と、この時は思っていたが後でよく見ると源泉名は同じだし、分析年月日が平成9年と平成21年だ…
どうやら12年の間に成分が変化したらしい。
昔はナトリウムイオンたっぷり&カルシウムイオン少なめでツルツル感が期待できそうな成分だった。
17:59
最新版ではナトリウムイオンは減ってしまっているが、炭酸水素イオンがたくさん検出されている。
…いや、昔の「ヒドロ炭酸イオン」というのが「炭酸水素イオン」の事らしい。
という事は、やっぱり昔の方が良かったのか?
まあ、どちらにしてもツルツル感たっぷりの温泉が期待できそうだ。
参考:
温泉成分に関する考察
内湯はジャグジー風泡風呂付きだ。
でも泡風呂は温泉ではなく、「四万十の湧水」と書いてある。
奥の浴槽が温泉だ。
しかし、ここではザブっと浸かっただけでイソイソと露天風呂へ向かう。
18:01
うん、やっぱり温泉は露天風呂がイイ!
無色透明でにおいも無く、見た目は温泉らしくないけれど、入ってみると…
四国有数の美人湯美肌湯という売込みどおり!肌がツルツルする気持ちいい湯だ。
川のせせらぎも気持ちいい。
後で内湯も入ってみたけど、泡風呂はやっぱり温泉とは違ってツルツル感もなにもない普通の湯だ。
内湯の温泉浴槽は確かに温泉らしい感じはするけど、露天のほうが温泉成分が濃いような感じがした。
18:03
後で調べてみたら、実はやっぱり露天風呂と内湯は別の源泉だった。
濃い露天風呂も成分表を更新すれば良いのに…
今日の夕食はなんと言っても土佐造り、初鰹のタタキがメインだ。
この分厚く切った豪快さがイイ!
塩で食べると最高にウマイ。
いきなり大吟醸と生ビールが並んでいるけど、これは今回「干城の酒」付きのコースだったからであって、いっぺんにビールと日本酒を注文した訳ではない…
大吟醸が出ていても、やっぱり風呂上がりには生ビールは欠かせない。
干城(たてき)というのは、幕末~維新に活躍した土佐藩士の谷干城から取った名前らしい。
土佐の酒で、幕末志士の名前を付けるというと…なぜ龍馬でなくちょっとマイナーな谷干城なのか?
これは醸造元の文本酒造所在地が、この松葉川温泉近くの高岡郡四万十町窪川であって、谷干城の出生地と同じであり、単純に全国的知名度にとらわれない真の英雄は谷干城と言う事らしい。
ところでこの大吟醸は淡麗辛口過ぎず、ちょっと甘口・旨口風味のような気がする。
常温だったけど、最近の調査団の好みに合う酒だ。
次に出て来たのは桜鯛のしゃぶしゃぶ。
野菜たっぷりで嬉しかったけど、野菜だけでけっこう腹が膨れてしまって…
初鰹が先に出てきて良かった。
18:52
「干城の酒」が無くなる前にもう一つの冷酒「土佐鶴」を注文。
これはフツウの淡麗辛口だった。
19:13
結構満腹なんだけど、まだまだ料理が出てくる。
「鰆の信州蒸し」。信州蒸しというのは何かと思ったら、蕎麦が鰆の切り身に挟まっている。
これは面白い…しかし、満腹で食べきれない…
「蛤煎餅」は思っていたのとちょっと違い、蛤に粉をまぶして焼いた(揚げた)ものだった。
こっちはなんとか完食。
19:26
売店では四万十の酒を各種売っている。
夕食時メニューには出ていなかった「四万十ノ」というのが気になったけれど、ちょっと高いし「干城の酒」がまだ1本有るし…
見送り~
いや、なにか模様が有るし鮎じゃないゾ。
聞いてみたら四万十川の鮎も有名だけど、味では更にその上を行く(個人差有り)という四万十川のアメゴらしい。
確かに美味かった。
美味かったけど、甘露煮だから魚そのものの味は良く分からない。
鮎と半分づつでも良いから食べ比べて見たかった。