いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2014年7月25日(金)~7月28日(月)
近年は北海道も暑くなり、先日も札幌が日本一の気温を記録したという。
今年も暑さを避ける為、地球環境保護の為に、節電休暇を実施する企業も多い。
地球環境調査団は節電休暇を有効に活用し、北海道の暑さについての調査を決定。
2年前の調査では札幌だけでなく、稚内も30℃を超える事が分かった。
では、知床はどうか?調査開始!
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知床岬クルーズ/夏の知床その13
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カムイワッカの滝周辺は、滝から落ちてくる温泉水の影響で海の色がちょっと緑っぽく見える。
上の方にも滝が見えるけど、あれよりもう少し上流に「カムイワッカ湯の滝」があり、今の時期は一般車も走ってそこまで行けるらしい。
ヨシ、そこも明日行ってみよう。
13:48
雲が時々薄くなって、三角に尖った硫黄山が見えた。
でもこの後は天気が悪化する一方で、二度とその姿は見られなかったのでした...
13:49
カムイワッカの滝を過ぎてしばらく沖を進み、絶壁がなくなってちょっと開けた場所でまた海岸に近づいていく。
この辺りはルシャ湾と言って、ヒグマ遭遇率95%以上を誇る場所らしい。
14:05
スピードを落として海岸沿いを進む。
乗組員はみんな双眼鏡で海岸を睨んでいる。
しかし、ヒグマは見つからず...立派な漁師小屋のあたりで諦めてスピードを上げ、また沖に向かってしまった。
う~ん...残念。不運な5%に入ってしまったか...
14:13
船内はちょっと暗いムードでも船長の声は明るい。
この滝は「カシュニの滝」オホーツク海に直接落ちる唯一の滝だ。
14:26
雲のような霧のようなものがますます濃くなってきた。
山水画のような風景...気の持ちようによっては面白い。
14:32
知床岬が見えた頃にはついに雨が降ってきた。
2階席は屋根がないけど、乗務員が一生懸命シートを広げてくれたので、なんとか濡れずに済む。
14:52
知床岬灯台と岬先端を少し通り過ぎたところでUターン。
帰りは更に沖を猛スピードで走って行く。
14:55
あ~もうこれで終わりか...
...と思っていたら、船は急にスピードを落とし、海岸に近づいていった。
さっきのルシャ湾よりももう少しウトロに近づいた辺りだ。
「クマがいます!」
「親子です。倒れている大きな木の横!」
15:47
諦めて1階の船室に入っていた人たちもドドっと2階席へ上がってきた。
シーンとしていた船内が急に活気づいた。
「どこ?どこ?」
「あそこ!木の横!」
「え~?見えない!」
「どうですか~?皆さん見えましたか?」
「見えませ~ん」「ほら、あそこ!」
「皆さん見えたら港に戻りますよ~見えましたか~?」
ちなみに、この写真は20倍ズーム相当。
肉眼で見るのは確かに苦しい。
親切な船長のおかげで全員ヒグマを確認し、沖合を全速力で戻って行く。
カムイワッカの滝があんなに遠くに見える。
15:58
雨が本格的になってくる中、ウトロ港へ時間通りに到着。
港には次の16:30発の便に乗る人の列が出来ていた。
我々は第一ホテルへの送迎もセットになっているので、船着場に待機していた送迎車ですぐにホテルまで送ってもらえて雨には濡れずに済んだ。
16:22