いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2014年7月25日(金)~7月28日(月)
近年は北海道も暑くなり、先日も札幌が日本一の気温を記録したという。
今年も暑さを避ける為、地球環境保護の為に、節電休暇を実施する企業も多い。
地球環境調査団は節電休暇を有効に活用し、北海道の暑さについての調査を決定。
2年前の調査では札幌だけでなく、稚内も30℃を超える事が分かった。
では、知床はどうか?調査開始!
←旅行記TOP
←前へ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
阿寒湖のマリモ/夏の知床その27
28
29
次へ→
展示観察センターは、船の乗客が一斉に押し寄せてくるから大渋滞だ。
10:46
正面にマリモの巨大水槽が見えるけど、壁伝いに小展示物を見ながら順番に進んで行かないとたどり着けない。
10:48
大水槽の手前には、マリモ群生地の出来上がっていく推移が順番に展示されている。
10:51
人が多すぎてうまく写真が撮れなかったのが残念。
混雑を避けるにはモーターボートで来るのが良いかもしれない。
遊覧船は1900円、マリモ展示観察センターを見るだけならモーターボートでも2500円だ。
(遊覧船と同じコースで滝口も見ると、3500円)
マリモも大きくなり過ぎると崩壊するらしい。
でも崩壊しても死ぬわけでは無くて、分裂して小さいマリモになり、また育っていく...不死鳥のようだ!
10:52
阿寒湖の中のこの島、チュウルイ島がマリモ生育地だと今までずっと思っていたけど、実は阿寒湖北端のキネタンベ湾とその隣のチュウルイ湾だけが現在の生育地だった。
昔は阿寒湖西部にも生育していたけれど、そこは絶滅してしまったらしい。
絶滅の原因は、やっぱり水質の悪化。
湖畔建物からの生活排水流入の影響が大きかったらしい。
でも、今では排水処理施設整備により水質は1910年代と同じくらいまで改善されている。
更に生息地の立入禁止や遊覧船の航行範囲自主規制など保護施策によってマリモの推計生息数6億個!
特別天然記念物、絶滅危惧種1B類なのに、これは凄いんじゃないのか?
立入禁止区域を監視する為に遠隔カメラもたくさん設置されているらしい。
10:55
マリモというとパチンコ玉からピンポン玉くらいだと思っていたけど、ここにあるのは小さくてもテニスボールくらい、大きいのはバスケットボールくらいの大きさがある。
こんなに大きくなるには何十年も掛かるらしい。