くぐり杉 11番地点から急な山道を登る事3分。
やっと「くぐり杉」が見えてきた。
11:56
くぐり杉 こういう杉が屋久島にはけっこう有るようで、 古い倒木の上に生えた杉が、倒木をまたいで成長し、 その後、倒木が朽ち果ててこんな形になるらしい。
11:57
くぐり杉 初めての屋久杉対面!
近くで見ると凄く立派だ。
11:58
くぐり杉 「屋久杉」の定義には何段階か有るようで、 1番厳密な、というか狭義では
「屋久島の標高500m以上に自生する樹齢1000年以上の杉」
という事らしい。
この「くぐり杉」は推定樹齢 1,000年!
立派な屋久杉だ。
ただ、屋久島の標高が高い場所は、台風の影響や 積雪により高い枝、長く伸びた枝は折られやすく、 立派な屋久杉でも幹の太さの割に高さが無い。
下から見上げると上の方の枝が見えにくいのは、 単に上の方の枝が少ないからだった..
11:59
くぐり杉 ちなみに、樹齢1000年に満たないモノは自生していても 「小杉」と呼ばれ、人間が植えた杉は「地杉」と呼ぶようだ。
「小杉」は江戸時代以降に屋久杉が大量に伐採された後、 日当たりが良くなった場所に自然に生えてきた杉で、 それ以前の屋久杉より育ちが良く、「地杉」 は更に標高の低い開けたところに植えられたので、 もっと成長が速く高さも高くなっているらしい。
だが、成長が良い・速いという事は、 屋久杉の特徴である詰まった年輪・丈夫な木質という点で 比較にならないほど劣り、だからこそ狭義の「屋久杉」が 珍重されている..
という事を我々調査団は翌日の屋久杉自然館で知る事となる。
屋久杉著名木 屋久杉巨木・著名木調査
九州森林管理局のページより引用
ちなみに、この立派な「くぐり杉」は、この調査結果によれば 幹周り3.9m!屋久杉としてはそれほど大きなモノでは無いようだ。
(巨木というより著名木でランクイン)
屋久杉著名木 屋久杉に限らず、巨木の大きさというものは、 高さではなく幹周りで決めるものらしい。
「屋久杉」で1番大きいのは、当然「縄文杉」
幹周り16.1m
だが、しかし...
「日本一の大杉」というのは別に有る事を我々は 知ってしまっていた...
だから縄文杉は大したことない... という訳では決して無いが、 逆になぜ、杉の大杉が無名なのかが疑問ではある。
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杉の大杉 参考
杉の大杉
これが、高知県で通りがかりに偶然発見した 日本一の大杉である。
杉の大杉 縄文杉を見ていないからなんとも言えないけれど、 確かに大きかったですよ...
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シカの宿 「くぐり杉」をくぐり抜けて、次に現れたのは 「シカの宿」これも切株の上に、 たくさんの二代杉が育ち始めている。
12:01
白谷山荘 「シカの宿」のすぐ横に、白谷山荘分岐を発見。
ここが案内図13番地点だ。
スタートから、やっと1.6km..標高は830m
時間は1時間12分も掛かっている。
12:01
ずっと持ち歩いていた白谷雲水峡案内図(パンフレット)
白谷雲水峡案内図
七本杉 白谷山荘のすぐ上に、ひときわ大きな杉が見えてきた。
12:02
七本杉 これもきっと名のある杉に違いない。
「七本杉」か?七本も並んでいるようには見えないが..
12:02
七本杉 しかし、標識が立っていない...
12:03
七本杉 この太さは、なかなかのモノだが..
12:03
七本杉 反対側に標識が立っていました。
やっぱり「七本杉」..1本なのに7本とは..
枝が7本に分かれているのか? 良く見えないけれど..まあイイや
コレは幹周り8.3m、まだまだか..
しかし、それでも推定樹齢1,700年! 12:04
苔むす森 ますます道は険しくなってきた。
10歩〜20歩ごとにハァはぁと息継ぎしながら登っていく。
12:07
苔むす森 おっ!何か見えてきた...
12:09
苔むす森 白谷山荘から8分で、ついに「苔むす森」の標識を発見!
12:09
苔むす森 ヨシ!ここで休憩だぁ!昼飯昼飯...
と思ったら、ここではお食事はご遠慮下さい。と書いてある...
苔むす森 ムム..
12:10
苔むす森 仕方ない、調査写真を何枚か記録に残し..
12:10
苔むす森 もう少し先まで頑張ろう。
しかし、どこが道なのか..
向こうに見えるピンクリボンが頼りだ。
12:11
苔むす森 このあたりは、まだ道が分かるけれど..
12:13
苔むす森 登山道というものは、こういうモノなんだろうか..
12:15
苔むす森 案内図には確かに「6番から16番は登山道です。 装備と体力にご注意ください。」
と書いてあった..
12:16
苔むす森 しかし、どうご注意すればイイのか.. 素人には良く分からない..
ココなどは、上から降りてくる人が居なければ どこを通ったら良いのか分からないし..
12:17
苔むす森 道を見失いそうな時は、遠くのピンクリボンを探して なんとか進んでいく..
12:18
苔むす森 ちょっと広くなっている場所で、 ベンチのようなモノを発見。
ヨシ!今度こそここで昼飯にしよう。
12:24
苔むす森 しかし、アレはベンチではなく、土埋木のようだ。
土埋木や苔を踏みつけちゃいけないから、 反対側の石に座って昼飯タイム。
12:26
苔むす森 まだ先は長そうなので、10分ソコソコで再出発。
12:38
苔むす森 倒木?土埋木?の下をくぐりながら進んでいき..
12:40
武家杉公家杉 「武家杉、公家杉」に到着。
12:45
公家杉 右(下)が「公家杉」で...
12:45
武家杉 左(上)が「武家杉」と言う事らしい。
前記公式調査によると、この「武家杉」「公家杉」ともに幹周りは3.3m?
え〜っ?もっと大きいだろ?
と思ったが、胸高周囲とは言っても、下の広がっている部分は 幹ではなく、根と見なされているから、 こういう樹木は広がりが収まった部分で計測するらしい。
しかも推定樹齢は900年..
と、いうことは..この立派な「武家杉」「公家杉」ともに 正式には屋久杉と呼べないのか...?
12:45

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