いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2017年06月04日(日)~28日(水)
勤続40年!長かった~
しかし、とうとうその日は来た!
諸事情により日本全体を一度に廻る計画については一部見直しを行い、
まずは北海道から攻める事とした。
ちなみに今回は地球環境調査団長のみの単独行である。
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(11日目)納沙布岬/日本の道実走調査東日本編その35
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開陽台から降りて尾岱沼へも行こうかと思っていたけど、知らないうちに根室へ向かう道にかなり入り込んでしまっていた。
まあ
尾岱沼は3年前にも見たからまァイイや。
と、寄り道せずに根室へ一直線。
根室半島を納沙布岬目指して走ってゆく。
根室市街を過ぎると一面草原というか原野のような景色が広がっている。
おぉ~!すごいな、根室半島はこんな最果て感あふれるところだったか…
そういえば根室は43年ぶり2回目だ、大昔の記憶は全然残っていない。
道道35号線沿いでなんとも言えない景色に、ちょっと停車。
これはヒキウス沼というらしい。
沼というからにはカッパが‥いや、こんな最果ての原野にはカッパも居そうにない。
15:19
更に進むと、えっ??また知らないうちに‥北方領土に入り込んでしまった??
歯舞郵便局?
15:25
歯舞中学校?
歯舞村役場跡なんてのも有る。
調べてみたら、昔から歯舞群島だけでなく根室半島先端部分も歯舞村で、島に住む村民と半島先端に住む村民が半々程度だったらしい。
旧ソ連軍が歯舞群島に侵攻してきた為、島から追い出された島の村民たちは止むを得ず半島先端に移住したが、歯舞村役場は元々半島側に有って難を逃れた?という事だった。
15:27
納沙布岬先端に立つと、海の向こうに薄っすらと北方領土の島々が見える。
15:50
肉眼でも、島と何かの建物、ちょっと離れて右の端っこの海中に灯台らしき物体がちゃんと見える。
納沙布岬にそびえるオーロラタワー。
営業してるのか?駐車場がガラガラだし、人影も見えない。
恐る恐る近づいてみると、一応やってるみたいだ。
エレベータで展望台に登ると、なかなか絶景だ。
水晶島が、断面シルエットじゃなくてちゃんと島らしく見える。
16:03
納沙布岬からちょっと戻って「ヲンネモトチャシ跡」を発見。
…って何?
日本百名城の一つで、最北に位置するモノなんだけど…
これが城?城跡?チャシ?
どうも、良く分からない。
調べてみても「チャシについてはアイヌ族による文献史料が残っていない為、ほとんど分かっていない。」と有るし
「見張り場」という説、「会談場」という説、「宝物保存場所」という説、更には「神々が遊ぶ場所(カムイミンタラ)」…
何だか分からないモノが何故日本百名城に指定されているのか?
アイヌ民族に対する敬意を込めて…?
しかし、「神々が遊ぶ場所」を勝手に城と決めつけていいんだろうか?
16:35
まあともかく帰り道。
根室半島の夕日‥というにはまだ早いけど、ちょっとイイ雰囲気だ。
16:52
グランドホテルという名前ではあっても、中身は(料金も)ごく普通(エコノミー)のビジネスホテルだ。
きょうは知床五湖で買ってきた「
幻氷」とサッポロクラシック夏の爽快で乾杯~ぃ。