北畑 親水広場へ渡る橋を通ってゆく。
右側に北畑が広がっている。
11:20
アルプス展望台 親水広場を通過して、アルプス展望台に出た。
しかし、やっぱり木々が邪魔でよく見えない。
11:25
大王わさび農場から見たアルプス アルプス展望台を降りた大王神社横の方が良く見える…
…と、ここで「そば」の大きい文字を発見!
きょうの昼飯は、あれに決定だ!
11:27
大王わさび農場から見たアルプス ところで、アルプスは…
調査団としては、位置的に穂高が見えるのかと思っていた。
あの左奥の白いのが穂高?
しかし、しか~し、あのピラミッドのような雄大な山は、穂高ではなくて「常念岳」だった。
そして、一番右が魏石鬼八面大王が住んでいたという「有明山」だ。
ここからは、残念ながら穂高連峰は見えないらしい。
幸いのかけ橋 ところで、入口にあった案内図が農場内には立っていなかったので、既におすすめルートも分からなくなってしまった。
とりあえず大王神社北側の橋を渡ってみよう。
この橋が「幸いのかけ橋」で、渡ると幸せになれる。という事は後で分かった。
11:29
大王窟 「幸いのかけ橋」の向こうには、なにやら洞窟のようなものが見える。
11:30
大王窟解説 二つある洞窟のうち、左の短いものが「大王窟」、右のちょっと曲がって奥まで長いのが「開運洞」だ。
大王窟 「大王窟」は、大王が籠もって戦ったという有明山の洞窟を模して作ったものだった。
中には地蔵というか仏像というか大王像?というには迫力に欠ける石像が2体祀られている。
11:32
開運洞 もう一つは「開運洞」
こっちはけっこう長くて、先が見えない。
開運洞 折れ曲がった先の一番奥には、七福神の石碑が立っている。
これについての解説は無かったので、どういう云われなのか良く分からないが、とりあえず開運祈願はしておいた。
11:33
八面大王の見張り台 洞窟の上には「八面大王の見張り台」がある。
石段に雪が積もって滑りそうだ。
「足元ヨイカ?」「足元ヨシ!」
11:34
八面大王の見張り台解説 八面大王の見張り台解説
太陽の石 しかし、八面大王の見張り台も、周りの木が育ち過ぎて周囲の見晴らしはイマイチだ。
「太陽の石」をちょっと触ってから反対側の階段からトットと降りる。
11:34
わさび田湧水 大王神社まで戻ってきた。
この近くの小川は、全部わさび田から湧き出した水が流れ出ているものらしい。
1日12万トン!
柿田川の1日120万トンには及ばないが、 裏摩周神の子池の10倍だ。
ところで、長野県はわさびの生産量(出荷額)日本第3位。
1位は、全国出荷額の76%を誇る静岡県だ。
静岡のわさびは、今年日本農業遺産に決定、世界農業遺産にも申請されるという。
静岡茶に続く世界遺産、静岡わさびの水はどうなんだろう?
調べ始めると、イロイロ気になってきた。
またこれも宿題だ。
11:43
そば蔵大王 宿題は置いといて…蕎麦!蕎麦!
…と「只今仕込中」?
もう昼になるのに…
入口まで行ったら、土日祝日のみの営業だった。
う~ん、残念。
11:45
レストラン大王 仕方ないから向かいの「レストラン大王」へ。
こっちは営業しているようだ。
11:47
大王わさび農場本わさび丼 蕎麦は食べられなかったけど、わさび農場だから「本わさび丼」で良かったかも。
かつお節を載せたご飯に、わさびをすりおろして載せる。
更にわさびの茎を刻んだのも載せる。
醤油を掛けて食べると、ウマイ!
でも、わさびが小さすぎるゾ。と、この時は思ったけど、実はこのくらいでちょうどいい事が後で判明した。
11:53
大王わさび農場わさびピラフ もう一つは「わさびピラフ」
これも、まあ美味いんだけど、マーガリン風味が強すぎるのがちょっと残念だった。
11:56
静岡SAわさび丼 参考:静岡SAのわさび丼ーーーーーーーーー
わさび出荷額ダントツ1位の静岡にも、もちろんわさび丼は有る。
我が家から車で5分の静岡SAにも有って、前から気になっていたけど食べた事はなかった。
帰還後、長野のわさび丼と比べる為に初めて挑戦。
ほう、こっちはかつお節じゃなくてマグロだ!
静岡SAわさび丼 こっちのほうがわさびが少し大きい。
長野には「余ったわさびはお持ち帰りください。」と書いてあったけど、余るほど大きくないじゃないか‥と思って全部すりおろした。
こっちは、確かにちょっと大きいけど「お持ち帰りください。」とは書いてないし、とにかく全部すりおろして…
静岡SAわさび丼 醤油を掛けて…食べると‥
「ツッツッきぃーん!!」
めちゃめちゃカライ!というか、キツイというか鼻が痛い。
涙ポロポロで少しづつ食べたけど、これはわさびが多すぎだな…
わさびのカラさも、長野とはちょっと違うのかもしれない。
もうちょっと手加減すれば良かった。
ベストな辛さを求めて、また今度挑戦しよう。
ーーーーーーーーーーーー参考終わり
大王わさび農場 さて、長野県の調査も終了。
帰り道に静岡の積雪量を調査していこう。
12:21
道の駅朝霧高原 静岡県の積雪といえば、もちろん富士山。
と、その麓の朝霧高原。
14:15
道の駅朝霧高原 富士山の積雪は平年並み。
しかし、多少は残雪がある事を期待してきた朝霧高原は積雪ゼロだ。
そういえば富士山の雪も、例年2月頃は粉雪の為に風で飛ばされてしまって縞状になっている事が多いのに、今年は既にベッタリ真っ白になっているように感じる。
14:28
道の駅朝霧高原 朝霧高原は冬の間いつも積もっている訳ではないけれど、3年前の2014年2月は積雪約30cmだった。
これにて2016年度の積雪量調査は終了。
結果報告。
やはり、ここ数年は積雪量減少傾向である。
特に特別豪雪地帯において2月に雨が降るなど、かつて無い事が昨年(十日町雪まつりの雨参照)と今年と続けて起きている。
これは憂慮すべき事態で、地元の人は真冬に雪が無い事を
「私たちは楽でいいんですけど、観光で来られた方には残念ですね~」
と、表向きは語っているが、本当に「楽でいい」と思っているのかどうか、この調査を通じて疑問を感じた。
実は地元の人たちも災害級の積雪は別として、例年通りに雪が積もらないのは寂しいのではないだろうか?
とにかく継続調査が必要である。
以上、報告終わり。
さあ、次は当然「さくら開花予想の等期日線図(桜前線)の追跡調査(その3)第2部」である。
早すぎた第1部は熱海にて既に終了したが、第2部は以外な事に非常に遅れている。
調査地点は四国に決定。
続くレポートを待たれたい。

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