ぐるっとくじゅう周遊道路 もう一回、部屋の露天風呂に入ってから、のんびり出発。
「ぐるっとくじゅう周遊道路」を飯田高原方面へ走ってゆく。
きょうは朝からいい天気!
09:04
白水鉱泉 途中で「白水鉱泉」の看板を発見。
ちょっと寄ってみた。
09:08
白水鉱泉 ここは、ラムネ温泉館と同じような成分の冷泉が豊富に湧いているらしい。
白水鉱泉 ポリタンクへの給水は有料だが、現地で飲むだけは無料だ。
飲んでみたら、確かにシュワシュワして炭酸水みたいな感じ…というか、まぁ炭酸水なんだけど、市販の炭酸水の炭酸が抜けかけた感じ。
成分が似ているだけあって、きのうラムネ温泉館で飲んだ温泉の味に似ている。
白水鉱泉 貼ってあった成分表を見ると、遊離炭酸1,750mg/kg!
日本一のラムネ温泉館 1,380mg/kgよりも更に上だ!
ただ、飲む炭酸水としては、例えば「ウィルキンソン」などの強炭酸水は、5GV(ガスボリウム)。普通レベルの炭酸水は3GV程度。(1GVというのは1LTの水に1LTの炭酸ガスが溶け込んでいる事を表す単位。 炭酸ガスの重さは1.977g/LT)
つまり強炭酸水は、温泉成分表的に言うと 5×1.977≒10(g/kg)= 10,000mg/kg!
普通の炭酸水でも 6,000mg/kgだ。
飲む炭酸水としては、この白水鉱泉は物足りない。
09:10
白水鉱泉 これは飲むよりも浸かってみたい!
『貴方は 30秒間 はいれますか?』と書いてある。
しかし、源泉の温度は8~9℃! これは入れない…
だが、「はいれますか?」の挑戦的な意味は、温度だけでは無さそうだ。
『含有成分が皮ふを刺激します。』 つまりピリピリ感が半端ないのであろう。
そう思うと、ますます入りたい。
ネット上には白水鉱泉の冷泉と、それを沸かした湯に入れる入浴施設があるという情報が有ったが、それはここではなく、もう少し山を登った「黒嶽荘」という旅館(山荘?)のようだ。
「炭酸そうめん」や「地鶏炭火焼」も名物らしい。
今度は、真夏に是非泊まりに行きた‥ 継続調査が必要だ。
09:10
…ここまで書いて、ふと思った。
ウィルキンソンを風呂に入れて入ってみたらどうか?
いや、どうせならミネラル豊富な「伊賀の天然水 強炭酸水」の方がイイか。
我が家で買い置きしている「伊賀の天然水 強炭酸水」は500ml×48本で2,620円だ。(24LTで2,620円)
これを浴槽に200LT入れようと思うと、21,800円!
5倍薄めて2,000mg/kgにしたとしても、4,366円か…
注いだ瞬間に炭酸が抜けそうだし、もちろん掛け流しなんかはできないし…
こりゃ、21,800円の「伊賀の天然水強炭酸風呂」に2~3回入ったつもりで大分へ行った方がいいな。
男池 白水鉱泉から、もう少し進んだところで「名水の滝」の看板を発見。
駐車場が有るのかな?と、ゆっくり進むうちにだいぶ通り過ぎて「男池駐車場」まで来てしまった。
09:21
男池 まぁ、「名水の滝」でも「男池」でもいいや、ちょっと見ていこう。
09:22
男池 「男池」はどこだ? 駐車場から少し歩いて、「男池清掃員詰所」を発見。
ここで協力金100円を支払って、男池園地に入ってゆく。
09:23
黒岳原生林 お~!ここは「黒岳原生林」か!
でもまだこのあたりは、全然原生林らしくない。
09:24
男池パンフレット ここから50分+60分くらい登るルートが「見事な自然林」と書いてある。
しかし、きょうはそんな予定は無いし(根性もないし)、とりあえず男池だけでヨシ!としよう。
ただ、「自然林」と「原生林」の違いについてちょっと気になったので調べてみた。はっきりとした結果は得られなかったが…
どちらも、人の手による伐採や植林が行われていない森林の事を指すようだが、
「自然林」は、登山者が立ち入ったり、山菜取りや落ち葉拾い程度の人の手が入っているモノ。
「原生林」はそれらも含めて、人が立ち入らないモノ。という事らしい。
「原始林」はその名のとおり、原始時代から人が入っていないモノ。
しかし、実際には原始時代から人が入っていないかどうかは分からないので、「原始林」とは言っても「原生林」とほぼ同じ意味のようだ。
ところで、日本三大原生林は、「屋久島」(未調査)、「 白神山地 」、「 白駒池」(北八ヶ岳自然休養林)というのがほぼ決定的らしい。
屋久島(未調査)と白神山地は納得だが‥自然休養林が日本三大原生林? やっぱりどうもシックリこない。
見ておきたい日本の原生林7選は、 「  知床 」、「 白神山地  」、「 大佐渡石名天然杉 」、「 青木ヶ原樹海 」、「大台ヶ原山(奈良県上北山村)」、「 白谷雲水峡(鹿児島県屋久島町)」、「金作原原生林(鹿児島県奄美市)」という事らしいが、どれにも「 弥山原始林 」や「春日山原始林」が入っていないし…
男池パンフレット まぁイイや。ともかく男池男池!
男池 ここも紅葉の名所という事であったが、だいぶ前に落葉してしまったようで、落紅葉にも間に合わなかった。
09:25
男池 小さな橋を渡って進んでいくと、数分で「男池」に到着。
男池 綺麗な池の底から、透明な水が静かに湧き上がっているのが見える。
ここの水は、さっきの「白水鉱泉」とは違って、炭酸は含まれていないようだ。
09:28

男池 男池の入口に「名水の滝→」という看板が立っていた。
ここからも、さっき通り過ぎてしまった「名水の滝」へ行けるらしいので歩いてみる事にした。
09:34
名水の滝 男池から10分くらいで滝が見えてきた。
09:42
名水の滝 飛び石で滝の下の川を渡れるようになっている。
09:43
名水の滝 渡った反対側は、さっき通り過ぎた車道(ぐるっとくじゅう周遊道路)だ。
09:45
名水の滝 軟弱な調査団は、これしきの山道に疲れてしまい、帰りは車道をトボトボ歩く。
09:45
名水の滝 車道から見下ろした「名水の滝」
やっぱり、周りはすっかり枯葉色だ。
09:46

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