玄関には受付のようなものは無く、近くにいた商売っけのない従業員風の人が案内してくれた。
我々調査団の部屋は庭園に面した廊下を通り、一番奥だった。
16:25
この庭園は身延町の指定名勝になっているらしい。
指定名勝って何?
調査団はもちろん調べました。
調査結果は長くなるけど、要約すると国や地方自治体が文化財保護法、条例に基づいて優れた景観を指定し、保護などの措置を取れるようにしたもの...
ふ~ん、この庭園も身延町が保護してるんだ...
16:28
ここのエリアの客室は庭側廊下と中側廊下に挟まれて十畳くらいの和室が縦に五部屋並んでいる。
我々の部屋は一番奥だから床の間が有ってテレビも有る。
隣は誰も居ないようなのでちょっとフスマを開けて覗いてみたら、4面全部がフスマでテレビも無い。
つまり奥の部屋とつなげて大部屋として使うしかないような空間だ。
中側廊下の反対側にも同じような部屋が5室並んでいて、一階に計10室。
きょうは我々も含めて3組宿泊で、庭側の一番奥と一番手前、中側の一番手前を使用しているようだ。
風呂は大風呂、小風呂、庭風呂と3つ有ってきょうは庭風呂を簡易貸切で使用している。
入る時に男女区別を掛けてホワイトボードに名前を書いて入る。
でも鍵は掛からないから次の人も入ろうと思えば入れる。
浴室は結構広くて洗い場4人くらい湯船も4人くらいは入れそうだ。
残念ながら温泉ではないけれど、紫色の入浴剤?で庭園を眺めながら良い気持ちでのんびり出来た。
(でもタオル、歯ブラシは部屋にも置いてなくて、別売りだ...)
覚林房選定の決め手となった楽しみな夕食は、身延名物の「ゆば御膳」
更に奮発して「ゆばフォンデュ」付きコースを予約してあった。
フォンデュ付きコースには甲州ワインも一人一本付いてくる。
ゆばフォンデュなんてのは初めてだったけど、ゆば巻の野菜を豆乳鍋に浸けてフゥフゥしながら食べる..ほんとに美味い。
ワイン2本は飲み切れないのでどうしようかと思っていたら、「1本お持ち帰りされますか?」と言って持帰り用に梱包してくれた。
18:06
おばさ..お、お姉さんが「焦げないように時々かき混ぜて下さいね。」と言ってたけど、焦げたところを後から出てくる湯葉揚げ御飯に掛けて食べるとこれまた美味い。
表参道には出ずに覚林房の裏側から車道を歩いて登って行く。
8:34