信号を渡って、「大手二の門」から入っていく。
ここは現存天守だけでなく、正面の「大手二の門」も、そのすぐ次の直角右側にある「大手一の門」も、当時のものが残っている現存建造物だ。
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地図を見ると、駿府城と同じように平らな市街地に有る平城のように見えるけれど、お堀の内側は以外に高さのある小山だった。
山頂部の天守を目指して「見返り坂」をゆっくり登っていく。
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見返り坂を登りきったところから見上げると、ピラミッドのように立派な石垣がそびえ立っている。
この「三の丸石垣」が丸亀城で一番高くて、ここだけで22m有るらしい。
なんとなく
仙台城の石垣に似ているけど、こっちのほうが高い。
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更に、三の丸へ登る坂道が続いている。
ここの紅葉はまだ始まったばかりで、グラデーションが綺麗だ。
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ここが三の丸レベル。(2F)
お堀の底をB1Fとして、一段目の石垣の上が大手門のレベル(1F)、三の丸石垣は下から2段目の石垣で、
まだ上に「二の丸石垣」と「本丸石垣」が控えている。
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グラデーションが綺麗なモミジの横を通って三の丸(2F)から二の丸(3F)へ登って行く。
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二の丸に登ったら、やっと天守が見えてきた。
二の丸をぐるっと一周しようと思って、裏の方に回っていったら…
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三の丸を半周回って、もう一度グラデーションモミジを見ながら二の丸へ。
続いて本丸へ登っていく。
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天守は、下から見ると高さが有るから凄く立派に見えるけれど、近くで見るとやっぱり小さい…
まあ、でも、200円の入場料を払って中を見学する。
ところで、この入口で古風だけどシャレた真っ赤の「丸亀うちわ」を売っていて、買おうかと思ったけど門のところにうちわ工房っていうのが有ったから、そこにもっとイロイロあるだろうと思い直してやめてしまった。
しかし、ここに有った「丸亀うちわ」が一番良かった…残念。
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中は、さすがに現存天守で風格が有るというか小さいながらも歴史の重みを感じさせる。
階段も急だ。
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ただ、やっぱり狭いから展示物も少なくて見どころも多くはない。
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う~ん…良く分からない…
家康とも、信長とも、秀吉とも繋がりのある京極家の高和が丸亀藩の初代藩主となって丸亀城を大改修し、居城としたらしい。
ともかく、京極家が1660年頃に作った天守が今も残っているというのが素晴らしい。
三層の櫓を支える為に柱が複雑に立ち並んでいるのが面白い。
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天守最上階には、他の城にも良くある現存12天守の写真が並んでいる。
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