いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2019年05月02日(木祝)~05月06日(月祝)
史上初の10連休。各地で大混雑大渋滞が予想されていた。
しかし、10日間もじっとしているのはもったいない。
日本の道実走調査(その1~3)を完了していた調査団は
次の使命として旧街道の歴史的文化的調査を思いつき‥
い、いや慎重な検討の結果、選定した。
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金谷坂石畳/旧東海道その1
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しかし、せっかくの10連休も前半は天気が悪く、なかなか出発できなかった。
後半になって長雨があがり、やっとバスに乗り出発。
5月2日(木祝)07:03
静岡駅ホームで懐かしい「富士見そば」の朝食。
ここは、最近「チーズそば」で有名になったらしいが、この時はメニューに出ていなかったので気が付かなかったのが残念。
(令和新メニューに追いやられた?券売機には有ったのかも知れない…)
07:36
「冷やがけそば」は真っ黒な出汁がなんとなく懐かしい感じ。
学生の頃に時々食べた感覚がちょっと蘇ってきた。
「チーズそば」は次回の楽しみだ。
07:39
まずは東海道本線で駿河国を脱出して対岸の金谷駅へ。
08:24
駅からちょっと坂道を下ると、いきなり金谷一里塚発見。
08:26
一里塚というか、金谷一里塚跡なのであるが、それでも400年も前に家康が整備させたモノの痕跡が残っているというのが凄い。
東海道には「一里塚跡」が随所に残っているらしい。
これを制覇するのも面白そうだし、更に当時のまま残っている「現存一里塚」というのもいくつか有るようだ。
ここは「一里塚跡」という看板が建っているだけなので、ちょっと当時の雰囲気を知るところまでは行かないが…
当時の雰囲気が復元されているという場所へ少し戻ってみよう。
ガードをくぐって、西方向へゆるい坂道を上っていくと、小さな川に看板が出ていた。
08:31
突き当りに見えたのは、静岡空港へ続く国道473号。
08:34
上り口にはちょっとした駐車場とトイレが整備されている。
金谷坂石畳解説
「いま、街道の石畳で往時を偲ぶことができるのはこの金谷坂のほか、箱根峠、中山道十曲峠の三箇所だけとなりました。」
なるほど~箱根峠もキツそうだけど、いつか歩いてみたいものだ。
08:37
いかにも金谷らしい茶畑を眺めながら、まだ続いている。
08:44
はぁはぁ言いながら、すべらず地蔵にお参りしながら、それでも15分で金谷坂登坂成功。
08:51
金谷坂下り口の正面に建っているのは「明治天皇御駐輦祉」
江戸が終わり、明治元年「遷都東幸」の際に天皇陛下が、ここで富士山を眺めて一休みされた記念碑らしい。
この後も随所で「明治天皇お休み処」のような碑を発見したが、東海道五十三次にとっても、「遷都東幸」は超大イベントだったようだ。
この時は、9月20日京都を出発され、10月13日江戸改め東京に到着されたらしい。
22泊23日だ。(1日あたり21.3km)このくらいならなんとか実現できそうではある。
石畳はここで終わるけれど、車道に合流してからも緩やかな起伏が夜泣き石で有名な小夜の中山まで続いている。
この先は、またいつか…