大旅籠柏屋 「大旅籠柏屋」は、入場料300円。
足を洗っているのは、弥次さん喜多さんらしい。
13:19
大旅籠柏屋 入場料を払うと、ボランティアガイドのようなおじさんがいろいろ詳しく説明してくれる。
表の障子窓が良く出来ていて面白い。
13:23
大旅籠柏屋 1階の説明が終わると、「2階はご自由にご覧になってきて下さい。1階は武士が泊まる部屋ですが、2階は町人が泊まる部屋なので、違いもよく分かると思いますよ。」
って事で自由見学だ。
13:24
江戸時代の旅支度 2階には各種展示が有って、けっこう面白い。
江戸時代の旅支度
大旅籠柏屋 2階では、さっきの弥次さん喜多さんがもう食事を始めていた。
大旅籠柏屋の食事 内容は庶民的ではあるが、お酒も付いてるし、思っていたよりはソコソコ満足できそうだ。
13:27
脇本陣食事 ちなみに脇本陣の食事例は、もう少し豪華だ。
脇本陣食事 しかし、朝食は脇本陣といえども時代を感じさせる質素さ。
この脇本陣の食事例は、大阪の豪商が旅した時の実記録らしい。
東海道12泊 この豪商は、京から江戸まで12泊13日で、1日40km!!歩いたと言う!
まあ1日40kmは、頑張れば歩けなくはない‥と思う。
しかし、1日40km ×13日! 毎日40kmだから、それは我々調査団には到底無理だ‥
やはり東海道五十三次の徒歩調査には1ヶ月以上掛ける必要がある事が良く分かった。
もう一つ分かった事は、袋井宿朝食の「ふわふわ玉子」
これは、最近B級グルメのB1グランプリで売り出し中の「たまごふわふわ」の事で、ほんとに江戸時代から有った名物料理だった!
ただ、江戸時代からずっと作り続けている店は無く、忘れ去られていた料理だったが、B1グランプリを契機に江戸時代の記録から再現して売り出したものだった。
これは是非東海道五十三次徒歩調査の時に食べなければ…
携帯枕 昔の人は、この携帯枕を持って旅したと言う…
しかし、この枕だけで弥次さん喜多さんの振り分け荷物の片方はいっぱいになりそうだ。
ほんとにこんなものを持って歩いたんだろうか?
使い心地も良さそうには見えないが…
振り分け荷物をそのまま枕にした方が気持ち良さそうに思える。
13:29
岡部宿 2階の廊下部分?には岡部宿のジオラマが有った。
これはイイ!
西の桝形から宿場街がはじまり…
岡部宿 中間にも何故か桝形のような曲がりが有って、
岡部宿 東寄りに本陣や大旅籠柏屋が有って、
岡部宿 柏屋を過ぎると、すぐに東の桝形で街が終わっている。
桝形というのは、敵の襲来を防ぐため。とアチコチに書かれているが、ほんとにこれで敵の襲来が防げるのか非常に疑問だ。
城の石垣に囲まれた桝形なら分かる気もするが…
(そもそも平和な江戸時代に敵の襲来を気にする必要が 有ったのか?)
岡部宿 その他、各種展示を研究しながら進んで行く。
岡部宿
岡部宿 1階へ降りてきて、武士が泊まる部屋を視察。
広い縁側と庭に面していて雰囲気は最高だ。
2階は縁なしの畳だったが、武士の部屋は縁付き畳だ。
最近は、縁なし畳の方が加工の手間が掛かる事から高くなっているが、昔は縁付きの方が高級で、しかも身分によって色柄も決められたりしたらしい。
13:39
岡部宿 岡部宿の調査を終えて東へ進み、一里塚跡の捜索中。
行ったり来たりしながら探したが、結局見つからず…
14:08
岡部宿 昔は、この案内板付近に一里塚跡の碑が有ったらしい…
岡部宿 一里塚跡は諦めて、先へ進む。
宇津ノ谷峠の山がいよいよ大きくなってきた。
14:22
東海道 旧東海道は、ここでまた国道1号線と交差する。
14:31
東海道 このあたりの国道1号は、超立派な幹線道路になっていて、歩道橋で渡らなきゃいけない。
14:32
東海道 こっちが、これから越える宇津ノ谷峠方向…なのであるが。
時間的にはまだ余裕でも、足腰とエネルギーに余裕が無く…
14:33
東海道 不本意ながら、そこに見える廻沢口バス停できょうの徒歩調査は終了する事に決定。
東海道 きょうの歩行距離は18.35km
少し調子が出てきたが‥まだまだ修行が足りない。
東海道 バスに座って、ホッと一息。きょうの宿へ向かう。
15:00
藤枝駅 宿は藤枝駅前の東横イン。
まだ部屋に入るには早いので、先にエネルギー補給だ。
15:46
藤枝駅 コレコレ!
良いエネルギーが並んでいる。
そう言えば‥歩いている途中ガソリンスタンドを見つけると、無意識にガソリン残量計とトリップメータを確認しようとして視線を手元付近にウロウロさせてしまう事がやっと無くなってきた。
藤枝駅 何はともあれ生ビール!
まずは、エネルギーというより熱中症回復の為の水分補給…
ほんとに体中に染み渡る感じだ!
(熱中症には水!ポカリ!OS1! ビールは逆効果ですよ~)
エネルギー 更に、明日の峠越えに備えてハイオクも補給。
「志太泉」と、さっき東海道沿いで見た「喜久酔」を補給っ!
「初亀」は買ってきたのが有るから、後で飲もう。
エネルギー 焼き鳥も各種食べて、超満足。
ホテルに入ったら、疲れと酔いでバタンキュー。
「初亀」の調査は翌日持越しとなったのであった。

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