いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2019年05月02日(木祝)~05月06日(月祝)
史上初の10連休。各地で大混雑大渋滞が予想されていた。
しかし、10日間もじっとしているのはもったいない。
日本の道実走調査(その1~3)を完了していた調査団は
次の使命として旧街道の歴史的文化的調査を思いつき‥
い、いや慎重な検討の結果、選定した。
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西倉沢一里塚/旧東海道その19
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駐車場から先は、一応舗装された車道ではあるが、軽自動車でもすれ違いできないほどの狭い道だ。
08:53
ここは「さった地蔵」の跡らしい。
さった地蔵の下には、現代の大動脈東海道が親知らず子知らず状態でひしめき合っている。
ここに集中しているのは、東海道本線、国道1号線、東名高速道路。
今でも台風が来ると、通行止めや運休になったりする事がある。
東海道新幹線と新東名はもう少し山側にトンネルを掘っているから大丈夫だ。
09:01
さった地蔵を過ぎると、けっこう急な下り坂が続いている。
09:11
興津側の山道を気づかないうちにこんなに登ったのか…と思うくらい下りが続き、最後のトドメの急坂の下に何か見えてきた。
09:14
西倉沢一里塚跡だ。
09:15
残念ながら、ここも一里塚の痕跡は何も無く、石碑が立っているだけだ。
しかし、ここから先にはなんとなく由緒ありそうな、ちょっと古い建物が並んでいる。
一里塚跡の目の前にあるのは「望嶽亭藤屋」
09:16
その先にも、看板を掲げた旧家が並んでいる。
09:17
ここは「脇本陣 柏屋」
「明治天皇御小休所」と書いて有る。
ここまでにも何箇所か出てきた御小休というのはなんだろう?
宿泊ではなさそうだし、昼食かな?と思って調べてみた。
「静岡県史蹟名勝天然記念物調査報告第11集 明治天皇聖蹟」より引用
どうやら御小休というのは、お茶を飲む程度のほんとの小休止だったらしい。
宿泊は江尻宿か…
ちょうどミスコースして見逃したところだ。
また今度見に行ってみよう。
そのちょっと向こうは「川島家」
09:18
上の調査報告では、倉沢での御小休は「柏屋」では無く「川島幸七」となっているが、こっちが本当の御小休所だったのだろうか?
それとも「柏屋」の主人が「川島幸七」さんだったのか?
更に進むと、さくらエビ料理の有名店「くらさわや」が現れた。
ここは、我々調査団認定の日本三大さくらエビ店の一つだ。
その中でも唯一「美味しんぼ」にも取り上げられた本格派高級店であって、我々はその存在を認識し、認定してはいても実は入った事が無かった。
この機会に、入って食べてみようかと思ったが、残念ながらまだ開いていない…
開店まで待とうか?10時なら待っても良いが…11時だった。残念。
「さくらエビづくし」が4,536円! 「かき揚げ丼」単品でも1,674円!
いや、ほんとに食べてみたかった。
今年はさくらエビ漁が絶不調で、一般市場にはなかなか出回っていないが、地元店は一応それなりの量を確保しているらしい。
でも、開店11時じゃぁなぁ~ 残念残念…
09:25
参考ーーーーーーーーーーーーーーーーー
由比港漁協直営のリーズナブル1番人気店「浜のかきあげ屋」
シーズンによって土日祝しか営業しなかったりするが、営業日は大行列。
人気メニューは早く行かないとなくなってしまう。
食べる場所も雰囲気タップリだ。
これが、日本三大さくらエビ店の中で一番リーズナブルでウマい「かき揚げ丼」700円!(調査団調べ)
日本三大さくらエビ店の2番目は「ごはん屋さくら」
ここは「さくらエビ定食」が超満足。
生さくらエビ、かき揚げ、釜揚げ、佃煮、お吸い物とさくらエビづくしで1,250円!
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もう少し先には、なぜか一般民家にしか見えない普通の家の軒先に杉玉が吊るされているのを発見。
周りをウロウロ探し回ったが、酒蔵らしきモノは見当たらなかった。
09:23
まだまだ街並みは続いている。
懐かしいポストがある建物は、「東海道あかりの博物館」だった。
09:33
しかし、ここもまだ開いていないので通過。
その次は「小池邸」
09:34
ここは開いているようだったが、入館料とか、開館時間とか、なんにも書いてなくて一般人が見学できるのか分からなかった。
入口付近に係員も誰も居なかったので通過~
その先で東海道の細い道は旧国道1号(現県道396号)に合流する。
この足元に「東海道」の矢印が書いてあったので、旧国道1号を少し進んだが…
09:43
旧東海道にしては、なんとなく雰囲気が違う気がする。
下側の道か?
09:50
途中の細い坂道を降りて下の県道370号由比停車場線に移ってみた。
09:51
振り返ると、由比駅と「桜えび通り」のアーチが見える。
やっぱり、こっちが旧東海道だったようだ。
09:51
そのまま県道370号を進むと、由比川の橋を渡ったところに看板を発見。
10:12
ここが由比宿の西の入口(桝形)だったらしい。
由比宿の街を進んで行くと「おもしろ宿場館」という、おもしろそうな施設が有った。
しかし、きょうは臨時休館だ。
こりゃ、おもしろくない。
10:16
その続きの立派な屋敷は、明治の郵便局。
10:17
だが、しかし、ここも見学できない。
今は個人宅になっているから、まあ仕方ない。