いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2019年05月02日(木祝)~05月06日(月祝)
史上初の10連休。各地で大混雑大渋滞が予想されていた。
しかし、10日間もじっとしているのはもったいない。
日本の道実走調査(その1~3)を完了していた調査団は
次の使命として旧街道の歴史的文化的調査を思いつき‥
い、いや慎重な検討の結果、選定した。
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駿府城/旧東海道その13
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さて、きょうの宿は府中宿。
もう到着してしまった。
またまた時間が早すぎるので、久しぶりに駿府城を調査してみる事に決定。
13:38
巽櫓の外に知らないうちに「弥次喜多像」ができていた。
13:39
「東海道中膝栗毛」の作者「十返舎一九」は府中出身という事を知ってはいたが、その本を読んだ事はない。
下ネタ満載の下品なくだらない本だという先入観からであるが…
実際どんなモノだろうか?
この機会にちょっと買ってきてみようか‥
ともかく、東御門から入ってゆく。
13:43
きょうは、ここで何かパフォーマンスが有るらしく、座って待つ人たちが居る。
13:44
東御門解説
この「東御門・巽櫓」は有料施設だ。
復元された時に1度入った気がするが、良く覚えていないので再度詳細調査に入る事にしよう。
入場料は200円。「紅葉山庭園」と、新しく復元された「坤櫓」を含んだ共通券は360円。
ちょっと悩んだが、「紅葉山庭園」は紅葉か桜の季節でないとつまらなそうだし…
「坤櫓」は小さい上に1階部分しか公開されていないというし…
結局200円の単独券を購入。
13:46
入口は、石垣の高いところに登り、東御門の2階部分に有る。
13:47
中に入ると、正面にけっこうリアルな家康像が待ち構えている。
13:52
天守の模型(想像型)や城全体の模型、その他いろいろ展示がたくさん有って、なかなか面白い。
13:54
城全体の模型には天守が乗っていない。
天守は図面などの資料が残っていないので復元できないらしいが、大型想像模型を作ったんだから、それの小型版を乗せればいいのに…
更に、城下町も含めた巨大模型(ジオラマ?)も有った。
これは見事だ!
前に見た記憶は無い。
少しづつ展示を充実させていったのか?
調査団が忘れてしまっただけか?
「本通り」と「新通り」が安倍川まで延びているが、残念ながら「本通り」に有ったという一里塚らしきモノは見当たらない。
薄暗かったから、うまく写真が撮れていないのが残念。
東御門の桝形をぐるっと回り込むと、巽櫓への渡り廊下に出る。
14:04
巽櫓の中もけっこう広い。
14:04
窓からは、さっきの弥次喜多像が見える。
14:05
その向こうの工事中のところには「歴史文化施設」ができるらしい。
平成33年度オープン予定って…いつだよ?
2021年か。まあとにかく楽しみだ。
巽櫓の中には「竹千代手習いの間」が復元されていた。
14:08
狭いけれど立派な部屋だ。
人質とはいっても、かなり待遇は良かったようだ。
駿府城の調査を終えて、城下町に出てきた。
ここで徳川慶喜屋敷跡の「浮月楼」も調査…
…したいところであるが、
平日ランチ 6,000円。四季懐石ランチ 8,000円
月替り懐石 10,000~18,000円
特選懐石 23,000~30,000円
う~ん、ちょっと(0.01秒くらい)悩んで、やっぱり通過~
というか、きょうは平日じゃないし、ランチタイムは過ぎているし、懐石コースは2日前までの予約が必要だというし…
値段を見て諦めたわけでは‥な‥無い!
15:07
懐石料理を食べられなかったから、府中宿旅籠の隣のよろず屋「七」で食料を調達。
15:36
府中宿で泊まるなら、家に帰った方が…という意見も有ったが、ここから家まで10km有るから往復するだけで20km!
1日分の徒歩ノルマに達してしまう。
バスに乗るのも悔しいし、安いビジネス旅籠に決定した。
値段の割りに、まあまあ綺麗な部屋だ。
15:52
きのう岡部宿の蔵元で買ってきた「初亀吟醸」を飲みながら、一人懐石宴会開始。
「初亀吟醸」もまあ美味かったが、後日もっとウマいヤツを発見。
16:26
実は、同窓会の時に某同級生が持ってきてくれたモノで「初亀純米吟醸」
これが更に美味かった。
あんまり美味かったから、今では我が家の定番在庫と化している。
この「初亀純米吟醸」も、昨日の岡部宿視察の時に蔵元売店に一升瓶が置いてあったのは見た。
しかし、徒歩調査中に一升瓶は買えず、小瓶が有った「初亀吟醸」にしたのであった。
きょうの歩行は16km。
目標にはまだまだ足りないが、けっこう疲れた。
さて翌朝、東海道からちょっとだけ外れて「十返舎一九生家跡伝承地」を視察。
5月5日(日)07:35
改めて良く読んでみると、十返舎一九の偉大さが分かってくる‥ような気がする。
やっぱり変な先入観は捨てて読んでみなければ‥
更に「銀座発祥の地」も再確認。
07:38
それから、東海道に戻って「札の辻」
07:40
札の辻というのは、高札場の事であった。
ここは毎日のように通るけれど、ここが旧東海道だと言う事も含めて初めて知った…
「呉服町通り」と「七間町通り」が交差する「札の辻」。
東海道は、ここで呉服町通りから七間町通りへ折れ曲がっていく。
過ごし呉服町通りを進むと、スクランブル交差点でまた東海道は折れ曲がる。
07:45