いわ旅行記
写真で語る旅行記、地図付き。
2019年05月02日(木祝)~05月06日(月祝)
史上初の10連休。各地で大混雑大渋滞が予想されていた。
しかし、10日間もじっとしているのはもったいない。
日本の道実走調査(その1~3)を完了していた調査団は
次の使命として旧街道の歴史的文化的調査を思いつき‥
い、いや慎重な検討の結果、選定した。
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鬼島一里塚/旧東海道その6
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いよいよ藤枝宿の中心に入ってきて、「上伝馬問屋場跡」を発見。
広重の浮世絵の場所がここだというが…
交番と駐車場になっていて、跡はぜんぜん分からない。
10:17
藤枝宿案内図
藤枝宿には旅籠屋が37軒あったらしい。
泊まりたかった宿は、このすぐ近くの「冨岡屋」さん。
ここも140年以上続いている旅籠屋で、今はビジネスホテル風になっているが、昨日も今日も満室だ。
冨岡屋さんの前を通り過ぎて、「久遠の松」の看板が有ったので、お寺に入ってみた。
こっちの方が「本願の松」よりも立派な気がする。
それもそのはず、こっちは日蓮上人お手植えで、樹齢700年!らしい。
…ほんとかな
10:24
更に進んだところで、街道沿いにモスバーガーが現れた。
朝も食べてないので、ここで朝昼飯と水分補給だ~!
10:56
ところで、ここでは旧東海道の形が変えられてしまっている。
実は、さっきのモスバーガー店舗がちょうど道の真ん中だったらしい。
11:23
モスバーガーから県道を斜めに交差した先は駐車場になっていて、その片隅に松並木が少し残っている。
11:24
松並木は、まっすぐ水守中央公園に突き当り、公園の一角を切り取るようにカーブして進む。
11:27
しかし、公園を出たところで住宅にぶつかってまたしても途切れてしまう。
もう少し進んだところで、火の見櫓というか半鐘櫓?のようなものを発見。
11:38
「鬼島の建場」と書いてある。
建場って何?解説を読んでもよく分からない…
と、思ったら、書いてあったのは「東海道中膝栗毛」の一節だった。
調べてみたら建場(立場)というのは宿場と宿場の間にあった休憩所だったらしい。
「東??」…何か文字が書いてあるが、削れてしまってよく分からない。
しかし、一里塚とは違うようだ。
コレです!
ほんとに寂しい‥
まあ、しかし保存しようという気持ちはありがたい。
区間タイムは48分。
モスバーガー休憩も入れて、このタイムはなかなかイイ。
11:50
ちょっと離れて‥
「この先行き止まりです。」の看板を見て、引き返すのはヤダな‥とちょっと悩みながら進むと‥
12:03
やっぱり行き止まりなのは車両だけ、歩行者は難なく通過できてひと安心。
立派な松の下にあるのは、村の境界というか領地の境界を表すものだった。
12:05
旧国道1号線と焼津インター線の交差点を斜めに横断して岡部宿手前の横内へ入っていく。
12:08
こっち側にも領地境界の碑が立っていて、松並木がソコソコ残っている。
12:09