発端は、2007年5月。pH11.3！日本一のアルカリ温泉と言われる 白馬八方温泉に入った時の事であった。
日本最強アルカリで、皮膚が溶けるようなツルツル湯なんだろう…
と、期待したけれど、そうでもなかった。
ふ～ん…まぁ、こんなもんか…と当時はあまり気にしていなかった。
その後も、アチコチ温泉は入ったけれど、ツルツル温泉の謎についてはすっかり忘れていた。
そして、忘れていた謎について思い出す事になったのは、2015年1月。 湯の山温泉
この温泉は肌がツルツルになる「美肌湯」で有名だ。
でも、ツルツルに大きな期待をして入ったらちょっと物足りない…
！！！そういえば！！！
ここから温泉成分の追求が始まった。
いろいろ調べた結果、 温泉みしゅらん さんの資料によると、ツルツル度は、アルカリ度pHの高さだけでなく、 ナトリウムイオンと炭酸水素イオンの多さ、カルシウイオンの少なさが影響しているらしい。
更にナトリウムイオンNa＋が多くても、塩素イオンCl-が多いモノは結局NaClの塩水温泉だからツルツルよりもベタベタ感になってしまうらしい事も分かってきた。
だが、まだまだ謎は解明できない…
「 ぼくのだいすきなおんせんのぱわーのけんきゅう」 などに感銘を受け、励まされながら調査はつづく…

成分量単位:mg/kg　　
評価　５：その温泉に入るために有給休暇を取ってまた行きたい。（絶対また行くぞ）
　　　４：花見、紅葉、雪見などの計画をたてて、また行きたい。
　　　３：何かの用事で近くに行ったら、寄り道してまた行きたい。
　　　２：すぐ近くまで行く事があったら、ついでに行っても良い。
　　　１：一度行ったから、それでもう十分。
温泉の泉質についての評価であって、建物、設備、食事などの要素は除外。